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2009年9月29日火曜日

脂肪燃焼

私の専門でないので、あくまでも経験と感覚で書くので話半分で読んでほしい。まあ、ACミランのトレーナーもこの程度かと思って読んでほしい。
前置きはこれくらいにして、

脂肪除去のためにみんないろいろと試みているし、苦労している。
大切なことは、摂取と消費のバランスがとれていれば、良いのであろうが、若い時よりも食べる量は減っているし、油物はかなり抑えているのにどんどん太っていくのはなぜだろうか?
歳と共に基礎代謝量が減ってしまうから仕方がないのだろうと私も思っていた。
一般に脂肪除去に最も有効的なことは、食べないことよりも、いかにして身体のエネルギー消費のメカニズムを活発にするかであると言っているが、それだけで 本当に脂肪が燃焼するのだろうか。
そこで こちらのコラムにもセルライト対策について書いてある.
有酸素運動を3~4回/週に行い、エネルギー消費の基である筋肉を鍛える。あとはそれ用のクリームを使ったり、マッサージをすることが大切とある。まあ 外れていないが、すべてをやれば少しは良いのかもしれない。

こちらイタリアは、こんなに若くて綺麗な女性もセルライトがたくさんある。日本人女性はここまでの人は少ないかもしれない。

私は、これはすべてリンパの循環が悪いからこのようになってしまうのだと思う。
だから リンパをどうするかを考えることが大切だ。

現に私の患者さんに対して「遠藤式リンパマッサージ」(この遠藤は私ではなく私の友人)をやって運動も食事も変えず、脂肪がどんどん減っていく年配女性が2人いた。
最初、このマッサージは凄く痛いが、慣れてくる頃から急に太腿、二の腕が細くなって行くのが分かるのである。
運動をやっても食事を抑えても一番痩せてほしい所は痩せず、他が痩せてしまうという経験の人の方が遥かに多いと思うし、私もあきらめていた。

しかし、このリンパマッサージを始めてから 変わってきたのである。
まず、硬い脂肪が柔らかくなり、肌も艶が良くなり、そして、脂肪が取れて行く。という順序である。
私は、ACミランを辞めてこのマッサージを職業にしようと真剣に思っているくらいだ。

最近は、これに馬油を使ってリンパマッサージをし、KINESIOテープを貼っておくと驚くほどで脂肪が取れていくのである。
嘘だと思うかもしれないが、なんとなく信じたくなりませんか?ミラノに来たらやってあげます。

また 後日、詳しくこの「リンパマッサージ+KINESIOテープ」について書くことにする。

2009年9月26日土曜日

コメント


ブログのコメント欄をいじって だれでもコメントできるようにしました。

皆さんのコメントをお持ちしております。
photo;愛車 opel agila 走行距離が77777だったの写真をとっておいた。これだけで 幸運が来るような気がする。

2009年9月21日月曜日

近いようで遠い日本代表

今日は、試合翌日のため、試合に出たグループとそうでないグループに分かれて練習した。
試合に出た選手は、いろいろなテスト、そしてストレッチング等して最後にマッサージをするが、今日は、新人のHUNTELAAR選手のマッサージをした。彼をするのは、今日が初めてではなかったし、社交的な男なので、私も英語の勉強のつもりでこちらからいくつか質問してみた。

まずは、イタリアのサッカーはどうだと聞いた。
(彼は、1983年生、オランダのアヤックス→スペインのレアルマドリッド→イタリアのミランという経歴なのでこれを質問した。)
「イタリアのサッカーは、footballじゃなくてレスリングが混ざったfootballだ。コーナーキックの際のゴール前は、酷いもんだ。オランダもスペインもこんなではなかった。それに 凄く激しいボディーチェックが多いからこれに僕も慣れなければいけないと思う。」と言っていた。
やはり、イタリアサッカーは激しいんだろうなと改めて私も思った。
それから 先日、オランダ代表で日本とやったよね! 君も代表に行ったよね。どうだった?と聞いたら、
あの試合、僕が点入れたよ!という返事が返って来てビックリした。そうだったのか知らなかった。
そして 彼が言うには、「日本は、とっても良いチームだ。前半は、とっても素晴らしかった。オランダよりすべてが良かった。でも 後半はダメ、前半をあれだけしっかりやったら後半まで持つはずがないと思ったら やっぱりそうだった。という感想であった。
続いて、日本代表は、若いのか?と聞かれ、答えられず、中村が2人いるけど若いのかと聞かれ、分からないと答え、endoは、何も分からないのか?と聞かれたので そうです。と答えた。
私が知っているのは、コーチの大木 武だけで、他の人には、興味はありません。

2009年9月20日日曜日

tempo  ritmo

先日、同僚と脂肪の燃焼の話していて、練習のテンポの重要性が話題となった。
ある選手が、2日も練習しない(試合に出ない場合は、ほぼ2日間練習なしの状態になる)とすぐにマッサージの際に脂肪を大腿部、腹部に感じるのである。

私は、同僚にこの原因が、練習内容にあるのではないかと思うと問いかけた。そしたら、昨年までイギリスでトレーナーをしていた同僚がこう答えたのである。
これは、イタリアのチームすべてに言えるのだが、特にミランの練習には、リズムを感じないという。イングランドでは、1時間30分のグランドでの練習で、選手は、止まったり、休んだりしないそうだ。
つまり、練習時間(試合時間と同じ分)をフルに動いているのである。
たぶんこれが練習のリズム、テンポということになるのだろう。そして、このリズム、テンポは、エアロビックなトレーニングを兼ねることにもなるのである。それによって、身体の脂肪燃焼メカニズムも知らぬ間に開発されるのではないだろうか。

私は、ミランに10年もいるのでピントがズレ切っているので分からなかったが、先日、グルジア代表の練習を見て、何かが違うと感じた。多分、それは、テンポというかリズムの良さであったのであろう。
練習中に次の種目への切り替え時には、ストレッチングをしたり、ボール突きをして、水をゆっくり飲む時間などを作らないのである。また 新しい練習方法を説明する時も説明時間を極力少なくして、すぐに始め、そして説明を加えて行くのである。
各国のサッカーのリズムの根底には、その国のリズムがある。アルゼンチンは、タンゴ、ブラジルには、サンバのリズムがあるのは有名である。そして、スペインのサッカーはどちらかと言うとスローなペース、イタリアは力強い感じ、イングランドにはリズムがある。
また、それぞれの監督には、その人のリズムがあるのだろう。
サッカーは、90分間の競技であることは、誰もが知っているし、多くの監督が、練習時間をおよそ90分にしている。
少なくとも、水飲み休憩が、5分もあってはおかしいし、練習中に座ったり、立ち止まったりしていることは、極力なくした方が良い。なぜなら、試合中に歩いている時間は、少ないし、休憩できるのは、ハーフタイムだけなのである。

最も大切なことは、その練習内容でなのである。
日本で時々聞く話であるが、世界では、90分しか練習しないとか 2時間も3時間も練習するのはやり過ぎだとも聞くことがある。しかし、大切なのは、時間でなく内容である。刺激の少ない(強度の低い練習で)は、長く練習するのもまた良いのかもしれない。
以前、アルディレス氏が清水エスパルスの監督の時、4時間ぐらいの練習時間を数日こなしたことがあった。選手の身体はすぐに反応した。ふくらはぎがパンパンになった。これも大切なことであろう。

みなさんも練習をたまには見に行ってみたらどうだろうか。想像通りの練習をやっているのだろうか。
流れるような練習をしているチームは、試合も流れるようなリズムを作っているであろうし、試合中に歩いている選手が多いチームは、多分練習中も歩いている時間が多く、激しい動きの練習ばかりではないだろうか。
あなたの好きな選手が試合中に歩いてばかりいるようだったら、練習中も歩いている時間が多いだろうから 「走れ―」と激を飛ばすことも良いかもしれない。それも サポーターの役割であると思う。

2009年9月17日木曜日

本との出会い その1 経絡治療


だれでも何冊かの大切な本というか、何かのきっかけを作ってくれたという本があると思う。
私には、東洋医学を教えてくれた本が、何冊かあるがその一冊について紹介する。
(書くことがない時は、過去を振り返る。)

この本との出会いは、次の様なことから始まった。
私は、最初の3年間の若手チームの担当からトップチームの担当に変わった頃、チームの中で何か自分らしさを出さなければ、何かのスペシャリストにならなければ、ここミラノでは生きていけないだろうということが分かった。
それには、まず、言葉だ。しかし、前回も書いたが言葉は、どうにもならない。センスがないのだ。未だに静岡弁が標準語であると勘違いしていると言われるくらいだからあきらめた。

そこで「遠藤家生き残り作戦」をいくつか考えてみた。

1つは、ACミラン編。もう1つはACミラン編外でのことである。
(これについては、後で書くことにする)

ACミラン編
私は、理学療法士ではないからリハビリを自分の武器には出来ないことは容易に分かった。
鍼灸は、イタリア人にインパクトがあってとても良いのだが、イタリアの法律上、医師しかできない。何が良いかと日々考え、探していた。

まずは、その準備として 手の感触トレーニングとして足の裏と股関節は、治療の際、必ず触ることにして、手を鍛えたのである。
これによって、調子の悪い時の選手の状態の関節の動きと良い時の状態のそれを足底と股関節のチェックで分かるようにしたのである。
毎日 同じ選手を触っているので当たり前であるが、そのうちにアレッサンドロ コスタクルタ選手がこのチェックを「endo check」と名づけたのである。

そして、このENDO CHECKをチーム内でもだんだん必要とする選手が出てきた。
練習前後、試合前に選手の足の裏から始まって膝、股関節、腰とコントロールして行くのである。およそ3分である。このチェックで問題が無ければ、それ以上何もしない。最初は、これで終わりかと怒る選手がいたが、悪くも無い所は触る必要なしと突っぱねたのである。しかし、自分の身体に問題ないということで安心する選手もでてきたのである。
そして 私も選手の身体の特徴を理解し始め、凝っている部分、調子悪い部分を私が言い当てるようになると自然と選手間で話題になり、私自身の存在感もチームに出てきたのである。

そうこうしているうちに ようやく、あることを習得しようと考えた。

それは、「指圧を軸に痛いところを触らず他の部分を触って痛みを和らげる」である。

指圧は、「指圧の心は、母心、押せば命の泉湧く」で有名な浪越徳次郎氏よって世界に広められたので、イタリアにも「SHIATSU」の書籍がたくさんあり、多くの人が興味を持っている。

なぜ、このように考えたかというと、まず第一に、選手、同僚等にインパクトがある。と同時にいくら選手が痛がってもその痛みを訴えている部分を触るわけではないので、悪化させることは、絶対にないから安心して治療できるということである。
したがって、翌日になって治療した部分が悪化しても私の責任ではないことは明確である。(東洋医学的には問題ありだがみんな知らないからOK)
この考え方は、重要である。
年収、数億円の選手を私が触って壊してしまえば、そこで 4人の子供が路頭に迷うことになってしまうのである。
治らなくても壊さないというこの方法は、ベストである。
加えて、すべての同僚のトレーナーが治療した後、最後にやらせてもらえば、治らなくても当たり前、治れば 「endo bravo!」ということになる。

そこで インターネットを使っていろんなサイトを見て、出来るものはやってみた。そして、日本の友人から、経絡治療を勉強するのが良いと薦められ、その本を買った。(といってもイタリアで日本の本を手に入れるには、本代金より、送料が気になるので友人が来伊する際に持って来てもらうのだ)

読んでみて もし、これが出来ればと思って、この本を信じて選手に試してみたが、敏感な選手は、しっかり反応するのである。
Endo checkをして、凝った部分に関連した経絡の主要部のつぼを押すと異常に反応するのである。アンブロジーニ選手やインザギ選手などその代表である。
まだまだ 100%習得していないが、私の頭の中には、解剖図と経絡図が混ざった人体模型のイメージが出来つつある。女房の頸の凝りが治せるようになれば、完成ということになるだろう。もっと勉強しなければ!と思いつつも何もやっていないで ブログなど書いているからダメだな!
PHOTO;この顔が引き締まった時が、ENDO CHECKの完成の時だろう!まだまだだ!

2009年9月16日水曜日

Jリーグ規約第42条の補足基準

昨日、インターネットで 「広島 制裁金1000万円」というのを見たのでちょっと気になって調べてみたら、 こういうことだった。

みんなは、これをどう思うのかな?当然と思うのかな?もしそうなら 私は、かなり歪んだ考え方の人間になってしまっていることになる。内容を100%把握してないで 意見するのは、良くないが、自分のブログだし、日本から10年も遠ざかっているので許してもらおう。

前置きはそれくらいにして、
「Jリーグ規約第42条の補足基準」何だこれ?まあ お見事ですね。まさに 共産国さながらだね

以前、ACミランでこういうことがあった。
チャンピオンズリーグの決勝を控えた数日前、イタリアリーグの消化試合(勝っても負けても順位が変わらない)があった。当然、チームのモードは、チャンピオンズリーグの決勝の事しか頭にない。したがって、キャプテンを始めとして あと数日でベストコンディションに持っていこうと考えていた。
そこで、フロントの考えなのか、監督の考えなのか知らない(本当は知っている)が、試合前日の練習開始の際の監督の話で、「明日の試合は、キャプテン始め、数人のベテランにもベンチに入ってもらうことにした。」(暗黙の了解で本人も監督も試合に出る気も出す気もなかったし、ベンチにも入る気も入れる気もなかった。ただ、見に来ているファンのためにベンチに入って欲しいのである。)
そしたら、キャプテンが 猛烈に反対した。「何のために若手がいるんだ。見せかけでベンチに入るなんてまともじゃないし、何のためなんだ。長い私のサッカー人生で経験したことがない。チャンピオンズリーグ決勝には、すべてを犠牲にしてすべての力をそれに注ぐのが当たり前だ。体裁でベンチになど 俺は入らない。」と言った。監督はその後、ファンに対すること、試合に出るわけではないこと等いろいろもっともなことを話していた。
そして、結局、キャプテン始め、数人は、ベンチにも入らなかった。

当然、イタリアでは、一番大切なのは、リーグとチャンピオンズリーグに勝つことだ。そのためには、イタリアカップ(日本ではナビスコカップや天皇杯に当る)は消化試合となってしまうことがしばしばある。スポンサーやファンに大変申し訳ないことかもしれない。しかし、若手選手にとっては、公式戦で自分をアピールする絶好のチャンスだ。これは、若手だけではない。監督にしても新しい試みが出来るチャンスなのだ。結果として、10対0で負けたとしたら、それを考えさせられるのは、ファン以上にこの出場機会を得た選手、新しい試みをした監督等で、落胆するのはファン以上である。
もちろん多くのファンは、怒りを露わにするだろうが、もっと大切なことがあるのではと思う。

世の中、何かを規制すれば、何かが犠牲になる。この規制のメリットは何なんだろうか。
監督は、こんなことまで気を使わなければならないのだろうか。
少なくともファンのためにはならない規制である。ということは、スポンサーのためなのだろうか。

2009年9月15日火曜日

INZAGHI doppietta Grande uomo!

理想の展開、
遠藤自宅でテレビ観戦。
チームは、1-2で勝利!

2009年9月14日月曜日

Champions leagueが始まる

明日からchampions league2009が始まる。

昨年は、一昨年のイタリアリーグの成績が、5位だったので、この大会の出場権を得られなかった。私が、topチームに在籍中、3回決勝に進出し、2回優勝(したがって横浜で行われたトヨタカップに2回出場。)これは、凄いことであると思うが、もうそれは遠い昔のことである。

やはり、チームは、常に進歩しようとしないといけない。つまり、現状維持しようなどと思ったら、後退が始まるものだと誰かが言っていたが、それを実感している。各自はそう思っていないだろうが、心の隙間は必ず見透かされてしまうのだろう。

私もその様である。昨年、今年は、イタリアリーグでの遠征にしか行きたくないことを契約時に許可を得た。

正直言って、遠征に行っても手当が出るわけでもなければ、テレビに出てそのステイタスを得たい気もない。それよりも プライベートでアルバイトしたり、家族団らんの方がよっぽど良い。

しかし、同僚の中には、遠征に行きたいという者がいるから気がしれない。

まあ、自分は行かないでチームが勝ってくれるのが一番いいし、家で子供たちとACミランの1ファンとしてワインを飲みながらテレビ観戦がベストだ。

今頃、同僚は、フランス マルセイユで仕事しているんだろうな!

photo: はじめてのchampios leagueでの遠征 ポルトガルの ポルトにて まだ若かった



2009年9月13日日曜日

健康作り

風邪
秋の訪れと共に体調を崩す季節がやってきた。私も1年に数回、風邪を引くというか、どこからか風邪菌をもらってくる。我が家で一番身体の強いのは、女房で、一番弱いのは、私である。ちょっと仕事が立て込み、睡眠時間が減ったりするとすぐに俗に言う風邪をひいてしまう。
一般にみんなは、どうしているのだろうか。
我家は、徹底して外出後のうがいと手洗いである。これを女房は、忘れたことがないほど徹底して行っている。そのため、最近は、子供たちもこれが習慣化されつつあるが、私は、ついつい忘れてしまう。

ところで、日本の伝統医療の本を読んでいて、風邪のことについて書いてあったので興味を持って読んでみた。なかなか道理が通っていて納得したので紹介しようと思う。
そして、私は、この理論に納得して、これを1年半ほど続けているが、風邪を引かなくなった。1年間熱が出て仕事に支障があったということが無かった。私の新記録である。

人間は恒温動物である。常に体温を一定に保つことが重要であるが、他の動物よりもそれは、簡単ではない。まず皮膚が薄い上、毛皮に覆われていないからである。他にもいろいろあるが、これが重要だ。動物は、体温を一定に保てないと身体が十分に機能しなくなってしまう。では、なぜ、体温を一定に保てなくなってしまうかであるが、それは、動脈の走行が皮膚表面近くにある部分を冷やしてしまうかららしい。
その部分とは、頸部周辺であり、その近くには、体温調整を司る器官である間脳もある。
季節変わりの時期にうたた寝をしたり、薄着のまま窓を開けたままで、そよ風に当ったりすると、これによって頸部を冷やし、頸動脈が冷えてしまい、体調が崩れてしまうのであるらしい。
では、どうすれば良いのだろうか。
私は、このようにしているし、これに納得している。
まず、どんな薄着の時もそうだし、昼寝も冬の外出の時も、必ず頸を暖かく保つことである。
例えば、昔は、夏に頸にタオルを掛けて仕事をしていたが、これは、流れてきた汗を拭くためでもあるかもしれないが、流れてきた汗が乾く際に頸動脈が冷えてしまうことを防ぐためでもある。
冬の寒い木枯らしが吹く日に外出する時は、マフラーさえしっかり巻いておけば、こどもは 半ズボンだろうと半袖だろうと結構平気である。頸動脈さえ冷やされなければ、体温は、保たれるのでる。冬は、コートを着るより、マフラーをした方が暖かい感じがするのである。
つまり、頸さえ保温すれば、風邪など引かずにいられるのだろう。

これだけでは、物足りない私は、もっとアグレッシブに健康になろうと考えたのである。
私は、身体を強くするため、そしてマフラーなどいらない身体にするために、「自家製の革のコート作り」つまり、皮膚を厚く、強くする乾布摩擦をはじめたのである。
この乾布摩擦は、私が小さい頃、親父がよくやっていた(他の家族の者はだれ一人やっていなかった)ことを憶えているが、子供心に 「こんなことで風邪引かないようになるなら 医者なんていらない」とくらいに思っていた。
しかし、頸周辺の皮膚が強ければ、皮膚が厚くて強かったら、病気にはなりにくいということが分かると この乾布摩擦は、どんな物より有効である気がしてきた。それを私は、身をもって体験したし、これからも続けようと思う。

私の親父は、手ぬぐいでやっていたが、私は、それでは物足りなく感じるようになり、現在は、写真のようなブラシと手袋を使っており、この手袋は、もう2個目である。
最近は、もっと強い刺激の物をと考えている。
ただ かっこうが悪いのは、遠征が多いので空港での手荷物チェックで このブラシと手袋を見られると、つい隠したくなる!
Photo;愛用のブラシと手袋

2009年9月10日木曜日

あなたは、監督?それとも指導者?

広辞苑によると
指導とは、「目的に向かって教え導く」
監督とは、「目をくばって指図をしたり、取り締まったりすること」

和伊辞典にとると
指導者;dirigente、direttore
監 督;allenatore

伊英辞典によると
direttore ; manager
dirigente; leading figure
allenatore; coach

結局、訳が分からなくなったが、何を考えたかというと、日本では、サッカーの指導者とサッカーの監督との違いをあまり意識しなかったが、こちらに来てその感覚は大分変わった。

考えてみてほしい!

指導者は、育てる、教えるといった感じがするが、監督の目的は、チームを勝たせることが仕事である。監督は、勝つための手段として、指導し、教育をするのであると思う。
したがって、ある時は、非指導的なことも行うかもしれないし、また、監督自身が見本となる必要など全くない。

しかし、指導者のその目的は、少なくとも 勝つということは、指導する内容の1つの項目でしかないはずだ。

例えば
サッカースクールでサッカーを教える人は、指導者とは言っても絶対に監督とは言わないと思うが、アルゼンチンの代表の監督、ディエゴ マラドーナは、監督であっても 指導者とは言い難い人物のような気がする。

さて、みなさんの中でチームを持っている方々にお聞きします。

あなたは、監督? それとも指導者? それとも両者を兼ねてる?

また、あなたが少年時代に育ったチームの監督は、どうだった?

両方兼ねてる監督ないし指導者に会いませんでしたか?

こちらイタリアで、サッカーの指導者と呼ばれている人物に会ったことがないし、みんな、大なり、小なりのチームの監督であり、勝つために必死にやっている。
私の息子の弱小チームの監督も 勝つために必死に叫んでいる。

イタリアには、指導者はチームにいないのだ!

みんな監督だ

サッカーの試合は、勝つか負けるかの戦いだ!

気合いが入っているんだ。

指導者ずらしてないぞ!

選手以上に負けたら肩を落とし、勝ったら大喜びするぞ!



photo: 試合当日の朝のストレッチング中に打ち合わせをするアンテェロッティー監督

2009年9月7日月曜日

秋が始まる

グルジアvsイタリア  結果 0-2


カラッゼ選手のown goal 2点。この試合のman of the matchであった。

翌日のイタリアの新聞のトップには、「イタリア 勝利!カラッゼ選手のプレゼント(ACミラン選手)」とあった。

こんなことってそんなに何回もあることではないし、彼の経験でもなかったことだろう。

さすがのカラッゼ選手も試合終了後のロッカー室では、うつむいていた。この2失点以外は、すべて良かったのだが!でも 2own goalは弁解の余地はない。

まして、イタリアは内容がとても悪かったから勝つチャンスはあったが、GKブッホンの好セーブに救われ、無失点であった。


その後の私のスケジュールはこんなだった。

22;00 グルジアvsイタリア キックオフ、

24;00 試合終了

01;00 ホテル着

02;00 ホテル発

02;40 空港着

04;00 tbilisi(グルジア)発 

05;00 ミュンヘン(ドイツ)着

09;00 ミュンヘン発

10;45 ミラノ着

11;45 自宅着


機内ではほとんど眠れなかったので、寝たのはミュンヘンのラウンジで2時間ぐらいのみ。

さすがに疲れた。

帰宅後3時間寝て、予約の患者さんの所に行って来たが、もうミラノの街中は、夏のバカンスを終えた人々でにぎわい始めていた。
有名ブランドの並ぶモンテナポレオーネ通りを通って患者さんの所に行ったが面白いものがあったので写真に撮った。この道は住居者以外は駐車禁止で、その合間に フィアット社の車の植木鉢がたくさん並んでいた。
これから 秋になり、ファッショナブルなミラノになってくのだろう。


poto;ミラノのブランド通り monntenaporeo-ne の車の植木鉢


2009年9月4日金曜日

最年少

最年少かどうか知らないが、明日の試合にグルジア代表は、16歳少年が出場するだろう。

名前を聞いたが覚えてない。この最近の練習をみていると ちょっとガキっぽいのがいるけどなかなか上手いじゃないのと思っていたらなんと16歳で、今日は、試合前日の練習で、ゴール前のフリーキックも蹴っていた。なかなか切れのあるキックであった。

日本は、Jリーグ出場最年少が、森本君で16歳、初めて日本代表Aに今回呼ばれたが、すでに21歳、ACミランのパト選手と同じ歳になっていた。しかし、パト選手よりセリエAのデビューの早いし、初ゴール、総得点(14点と24点)も大して変わらないのではないかな(しっかり調べてないが興味ある人は見て)

森本選手パト

同じ年で 異国イタリアで しかも リーグセリエAで活躍している両選手だが、今やパトは、ブラジル代表の中核選手になったのに 森本君は、今回、日本代表に呼ばれたのが初めてだそうだ。
 ということは、日本代表とブラジル代表は、日本代表の方が強いという計算が成り立つような気がするけど、そう思うのは私だけなのだろうか。

私は、監督業をしていないから言えるが、可能性のある選手は、どんどん代表に呼んでほしいし、使ってほしい。外国で しかも10代から試合に出る。しかもセリエAという世界でも激しいリーグである。

そんな中で苦も無く戦っている森本君を見て。

一言、「BRAVISSIMO!!!!」である。

このグルジアの16歳の少年は、将来どうなるのだろうか。楽しみだ!周りに揉まれてどんどん成長していくだろうな。

森本君の18歳くらいでの日本代表の姿を見てみたかった。

2009年9月5日
追記
グルジア代表選手のkaladzeのファンのかっぱ様からこの16歳の少年の経歴が分かりました。

日本サッカー協会もいろいろと考えて、発掘、育成に力を入れているけど、全体的なレベルは上がっているが、飛び級的な選手が出てこない。
これは、日本の文化的というか教育的に問題があるというか、そういう特別な者を好まないという文化があるのかもしれない。
もっと言えば、中級の人しか育たない環境なんだろう。
これは、サッカー協会だけの問題ではない。優秀な選手が育つというのは、不良少年に育つのと紙一重の気がする。 ACミランのガツ―ゾ選手などは、サッカーやってなかったらと考えるとかなりやばい職業に就いていたような気がしないでもない。

この課題は、また 後日、書くことにするが、戦後の日本は、何か変わってしまったように思う。
誰が悪いとか良いとかではなく、何かおかしい気がする。

トマト

私が、小学生のころの夏休みに朝早くから外へ遊びに行って、昼飯もとらず、夢中になって遊び、結局、お腹がすいて死にそうになって家に帰り、何か食べるものを探す。
まずは、冷蔵庫を探すが、もう昼食の残りはない。次に探すのは、流し台付近だ!。そして、トマトを見つけるとそのまま頬ばるのである。塩より砂糖を付けた方が、空腹には効果的だったことを思い出した。

トマトも時代の流れで味が変わっていきている。
最初は、私の味覚が変わったから美味しさを感じなくなったのか、それとも他に美味しいものが手に入るようになったからかと思っていたが、どうもそうではないらしい。

イタリアに来て、トマトを食べた時、この幼い頃のトマトを思い出して 思わず「美味しい」と思ったが、グルジアのトマトは、あの頃のトマトより数段美味しいと思った。
何しろ、真っ赤であるけどフニャフニャしていないでシコシコしている。そして、変に甘くないのだ。

今日で連続3日トマトサラダを食べているが、やはり美味しい。きっと 太陽を十分に浴びたトマトを食べる直前にとってきたからだろう。青いところが全くない。


ところで 疑問がある。昔から栄養学に対してその根拠を疑問に思っているが、このグルジアのトマト100gと日本のスーパーで買ったトマト100gとは同じトマトなのであろうか。
名前と重さは同じだけれど、後はすべて違う気がするが、どうなんだろう。
特に栄養価はどうだろうか。0と10000の違いがあるような気がする。

先日、ここに来る前に一番下の娘に聞かれたことが 思いだされる。
「お父さん、きゅうりは、形がまっすぐなのは高くて、曲がったのは、安いけど、味とか栄養が違うの?」
と聞かれた。
なかなか良く観察しているなと感心したが、この娘、ふだん全く野菜を食べない、いつも肉ばかり食べているので女房に叱られてばかりいる娘なのだ。
こんな娘に グルジアの野菜を食べさせたら、どうかなと思ったりした。
それから鶏肉も全然違う味だ。本当の鶏肉ってこんなにおいしいんだと感じたが、これを娘に食べさせたら、もうここを離れないなんて言いかねないので連れてくるのは止めよう。

この1週間、選手の両親宅に泊まっているが、お母さんが、食べなさい食べなさいと、たくさん料理を作ってくれるので、食べすぎでいつも食後に後悔してしまう日々を送っている。

どんな高級料理より、こちらの方がよっぽど価値があると思う。
一度 グルジアに来てみてはどうですか。もう戦争の跡形もないし、外見は通常に戻っていますよ。

poho; トマト
;サラダ(トマト、きゅうり、玉ねぎ、ピーマン等)
;鶏肉の蒸し焼き
;モッサレーラチーズ

2009年9月2日水曜日

グルジア

8月31日からサッカー界は、インターナショナルマッチデイに入った。つまり、リーグ戦が中断され、W-CUPの予選、親善試合が行われるということだ。

こうなると ミランとかインテルとかは選手のほとんどが代表に行くのでグランドは静かになる。したがって練習にならないのである。
以前、26人中残った選手が、10人、その内怪我人が数名、ゴールキーパーが2人の時があった。 これに対してスタッフは、監督1、コーチ3、フィジカルコーチ3人 トレーナー2人、用具係1人がグランドに出るから、6人の選手に10人のスタッフが対応することになった。なんか滑稽に感じたのは、私だけではなかったはず。

ところで、日本代表も オランダとアフリカのどこかの国と親善試合をするらしいが、私は、なぜか選手、クラブに言われてグルジアに来ている。

ミランのカラッゼ選手に同行しているのである。もう彼の代表の試合には2004年くらいからちょくちょく来ているので選手とも顔なじみになっているからあまり、大変ではない。

 しかし、若い選手も増えているのと、私が知っているだけで、監督も3人目であるので、それぞれの監督でその雰囲気はかなり違うので、その雰囲気を読むことが大切だ。
最初は、アラン ジレス(フランス人)、トップメラ―(ドイツ人)、そしてクーペル(アルゼンチン人)であるが、3人ともなかなか個性があって面白いが、結局、みんな勝てない。
まあ、グルジアサッカー協会もいろいろ苦労しているんだろうな!!と同情している。

現在のW-cupの予選経過は御覧の通りであるが、1位とビリの違いである。
この2日間の練習を見たけど練習の流れ、雰囲気がとてもよかったし、数人の選手が怪我で召集されてはいないが、勝てるような気がする。

それは、戦争後の大きな公式戦なので国民も期待しているし、選手も気合いが入っている(選手が気合いが入るのは、別にもある。この試合をヨーロッパのスカウトマンが見ているので活躍すれば、ビッククラブからのお誘いも無きにしもあらず。そして 何よりキャプテンのカラッゼが膝の故障からの復帰第一戦であり、ミランで出場できない現在、大いにアピールしたいのだと思う。


以上が勝手な予想である。しかし、トトカルチョでは、 配当率 9.5:1.3である。


だれかこの大穴にかけてみてどうかな!


今日も、明日も午前、午後練習だからもう寝よう。



photo;グルジアチームの練習風景と有名なハッチャプリ

2009年9月1日火曜日

一時帰国





29日の ダービーは0対4の見事な敗北であった。何が悪いのかは、考える人が考えれば良い。
ところで 家族が同じ29日に2週間の日本遠征から帰って来た。子供それぞれが、いろいろな物を買ってきたが、満足したこと、がっかりしたことがあるようだ。

14歳の長男は、日本の携帯電話が欲しくてたまらなかったが、イタリアで使えないために断念した。イタリアではSIMロックが解除されているため、何処のメーカーでも問題ないのだが、日本はそうではない。また、こちらの大半の機種は日本語が使えない。10年前は、日本の携帯は、とてもイタリアのそれと比べてファッション的(機能については分からない)にも遅れていたような気がするが、ソフトバンクの進出でどうも逆転しているようだ。私も日本の友人と携帯からEメールを送りたいが、日本語ソフトは使えない(使えるソフトもあるが使い勝手が悪い)。また、IPHONEは、使えるけど値段が高すぎる。

それから、靴に関しては、日本の方が安いので買ってこようと思ったらしいが、こだわりがあるこの長男は、日本には、センスのある靴がないそうだ。私にはまったく分からないが、同じナイキの靴にしても違いがあるそうだ。結局、かれは、ろくに買ってかなかったので、翌日、NOKIAの携帯を近所の家電店で買ってきた。

12歳の娘は、100円ショップとお菓子がほとんどだった。イタリアにはそれなりにお菓子はあるが、子供用はあまり充実していない。大人用のお菓子(チョコレートも高いし、大人もクッキーとかをよく食べる)は、大変充実している。じゃがバタなどのようなイモ類のお菓子は、絶品である。

16歳の長女は、一番充実した時間を送ったようだ。何しろ普段、FACEBOOK、ミクシ―等で昔の友人と連絡をとっていたので その友人と会うために浜松、東京等いろいろな所に出かけた。
また、付けまつ毛等の化ける道具もたくさん買ってきた。こちらは、中学生くらいから化粧を始める子がいるし、学校の規制はない。実家でも化粧に付けまつ毛、赤毛に染めて、昔で言う不良少女の格好(今は、それぞれ呼び方があるらしい)に憧れ、それに近付けたことで満足していた。彼女曰く、「イタリアには、このような物こんな値段でないのよ」と言いながら付けまつ毛を10セットも買ったと自慢げに見せてきた。まあ そういう年頃だろうけど、素顔とはかけ離れた顔を作っているのでサーカスでアルバイトを始めるのかと聞きたいところだがやめた。実家の母親が、女房に「友則君は何も言わないの?」と言われたそうだ。まあ、若いんだし、何でもやってみることは良いことだ。と思っている。

それから 私の鍼灸学校時代の友人宅に一泊この長女だけ泊めてもう事をお願いした。
いろんな家族、人の話は、聞いた方が良いと思ってお願いした。彼女は、その友人宅での会話で一つ考えが変わったと帰国後すぐに言ってきた。
友人の奥さんに「あなたの将来の夢は?」と聞かれ、「キャビンアテンダントになること」と誇らしげに言ったら、それに対して、「あら それは、小さな夢ねー!日本語、イタリア語、英語が出来るのにもったいないな!もっと大きな夢かと思った」と言われたそうだ。それから、数日考えて、この夢を止めることにしたらしい。もっともっと大きな夢にするそうだ。私たち両親は、以前より、彼女の気持ちを逆立てないように今から決めないで違う仕事ももっと考えたらと言っていたが、全く変える気というか聞く気が無かったのでありがたいことであった。


photo:帰国報告会として 郊外のPIZZERIAでの昼食、それぞれの注文したピザ全部で6タイプ。