健康作り

風邪
秋の訪れと共に体調を崩す季節がやってきた。私も1年に数回、風邪を引くというか、どこからか風邪菌をもらってくる。我が家で一番身体の強いのは、女房で、一番弱いのは、私である。ちょっと仕事が立て込み、睡眠時間が減ったりするとすぐに俗に言う風邪をひいてしまう。
一般にみんなは、どうしているのだろうか。
我家は、徹底して外出後のうがいと手洗いである。これを女房は、忘れたことがないほど徹底して行っている。そのため、最近は、子供たちもこれが習慣化されつつあるが、私は、ついつい忘れてしまう。

ところで、日本の伝統医療の本を読んでいて、風邪のことについて書いてあったので興味を持って読んでみた。なかなか道理が通っていて納得したので紹介しようと思う。
そして、私は、この理論に納得して、これを1年半ほど続けているが、風邪を引かなくなった。1年間熱が出て仕事に支障があったということが無かった。私の新記録である。

人間は恒温動物である。常に体温を一定に保つことが重要であるが、他の動物よりもそれは、簡単ではない。まず皮膚が薄い上、毛皮に覆われていないからである。他にもいろいろあるが、これが重要だ。動物は、体温を一定に保てないと身体が十分に機能しなくなってしまう。では、なぜ、体温を一定に保てなくなってしまうかであるが、それは、動脈の走行が皮膚表面近くにある部分を冷やしてしまうかららしい。
その部分とは、頸部周辺であり、その近くには、体温調整を司る器官である間脳もある。
季節変わりの時期にうたた寝をしたり、薄着のまま窓を開けたままで、そよ風に当ったりすると、これによって頸部を冷やし、頸動脈が冷えてしまい、体調が崩れてしまうのであるらしい。
では、どうすれば良いのだろうか。
私は、このようにしているし、これに納得している。
まず、どんな薄着の時もそうだし、昼寝も冬の外出の時も、必ず頸を暖かく保つことである。
例えば、昔は、夏に頸にタオルを掛けて仕事をしていたが、これは、流れてきた汗を拭くためでもあるかもしれないが、流れてきた汗が乾く際に頸動脈が冷えてしまうことを防ぐためでもある。
冬の寒い木枯らしが吹く日に外出する時は、マフラーさえしっかり巻いておけば、こどもは 半ズボンだろうと半袖だろうと結構平気である。頸動脈さえ冷やされなければ、体温は、保たれるのでる。冬は、コートを着るより、マフラーをした方が暖かい感じがするのである。
つまり、頸さえ保温すれば、風邪など引かずにいられるのだろう。

これだけでは、物足りない私は、もっとアグレッシブに健康になろうと考えたのである。
私は、身体を強くするため、そしてマフラーなどいらない身体にするために、「自家製の革のコート作り」つまり、皮膚を厚く、強くする乾布摩擦をはじめたのである。
この乾布摩擦は、私が小さい頃、親父がよくやっていた(他の家族の者はだれ一人やっていなかった)ことを憶えているが、子供心に 「こんなことで風邪引かないようになるなら 医者なんていらない」とくらいに思っていた。
しかし、頸周辺の皮膚が強ければ、皮膚が厚くて強かったら、病気にはなりにくいということが分かると この乾布摩擦は、どんな物より有効である気がしてきた。それを私は、身をもって体験したし、これからも続けようと思う。

私の親父は、手ぬぐいでやっていたが、私は、それでは物足りなく感じるようになり、現在は、写真のようなブラシと手袋を使っており、この手袋は、もう2個目である。
最近は、もっと強い刺激の物をと考えている。
ただ かっこうが悪いのは、遠征が多いので空港での手荷物チェックで このブラシと手袋を見られると、つい隠したくなる!
Photo;愛用のブラシと手袋

コメント

  1. 他のスタッフの方に何に使うの?って言われちゃうんですか?

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  2. 健康面をキープするというのも仕事の一つですものね。乾布摩擦は効くんですね。昔から行われてた事は身近で効果があるものが色々あるんですね。
    首周りに一つあると確かに暖かいし、全然違いますよね。色々勉強になります。私も首周りを要チェックします。
    チームでは、よくピッポが風邪をひいてますよね。カラーゼは早くから手袋やネックウォーマーをしてるのを見るので、寒がりなのかな~と想像してます(笑)

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