触診

我々のような者は、手が仕事に重要なことは、皆さんも分かるだろう。
したがって、家庭で洗い物は、ほとんどしないし、もしするとすれば、お皿とか箸、ホーク類だけでグラス等のコップや割れやすい物は、洗わない。
これは、ある意味プロとして当たり前なのかもしれないが、ここ4、5年でこのように意識するようになった。ちょっと遅いかな!
こちらに来た時には、魚をおろしたり、〆サバが食べたいために、インターネットで作り方を調べて作ったりしたしたし、刺身もそれなりに作った。しかし、その時もびくびくしながらの作業であったことを憶えている。

ところで、この手の感覚を頼りに仕事をするようになっていつも集中しようと努めるのであるが、最初は、自分で一生懸命触っているのだが、思うように感じないのである。どうしたらこの感触が育つのかいろいろと考えて治療していた。
そして、1つに触診の際、眼を閉じて触ると数段感覚が冴える感じがした。これは結構いけるかと思ったが、まだ しっくりしなかった。

そして、2006年のドイツワールドカップにウクライナ代表に帯同した際、特別帯同した私の他にもう一人のイタリア人がいたが、彼の治療の仕方を観ていてハッとしたのである。
そうか、そうすれば もっとはっきり感じるのかということが分かったのである。
以前にも書いたが、「endo check」がこれで完成したのである。

それは、何かというと皆さんからしたらどうってことでもないのである。
ただ、自分の両手を常に使って左右差をチェックしながらゆっくり触っていくのである。
こんな単純なことなのであるが、これをやるようになって、肉離れの感触をしっかりと捉えることが出来るようになったし、足首のねん挫等で足首に違和感があったりする選手の原因を追及できるのである。
そして、これをやればやるほど自分が感じる選手の身体のイメージがはっきりするようになり、どこをほぐせば良いのかを感じるようになった。

こんな単純なことではあるが、私にとっては「眼から鱗」であった。
このブログの訪問者の中には、治療家の卵の方もおられると思うのでぜひ、試してほしい。

あまり 詳しくは書かないのか 書けないのかは定かではないが、自分の想像というかイメージで行う方が自分の物になると思ったので簡単に書いた。しかし、説明不足ならもうちょっと詳しく例を挙げて説明するが、文章ではしれているかもしれない。

コメント

人気の投稿