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2010年1月31日日曜日

parolacce(汚い言葉)

今日は、ホームでLIVORNO戦がある。
先週のダービーで完敗、そして、COPPA ITALIAで UDINESEに完敗。決して良い雰囲気ではない。
今日は、必ず勝たなければならない。監督レオナルドは、連日練習前の話で、ダービーは、32試合中の1試合であり、現時点ではインテルについで2位であり、すべてOKだから自信をもってやっていこう。次の試合がダービー以上に重要だと言って 選手に発破をかけていた。
どうなることか?

ところで、先日のダービーでは、試合結果を左右する興味深いことが起こった。
インテルのスナイダー選手の退場である。この退場は、主審への暴言である。
(このyoutubeのアップの仕方が分からないので 皆さんに紹介できないが、警告を受けた選手はスナイダー選手ではなく、ブラジル代表の選手で名前は忘れた。この判定に対しての暴言である)


外国人選手が暴言で退場されることが時々あるが、その国によってその言葉の意味というか使い方というか審判の受け取り方が微妙に違うように思う。
もし、今回のシュナイダーと同じような感じでイタリア人の選手が暴言を吐いたら、このようにはならなかっただろうと思う。
ここに微妙なその国の言葉のニュアンスがあるのだろう。
こちらイタリアには、汚い言葉がたくさんあるが、私が、使う時、友人から注意されることがある。
「これは言ってもよいけど、それを言ったらもうおしまいだから気をつけろ!」
と言われたことがあった。
汚い言葉にもいろいろあって、女性の前で言って良い言葉、言ってはいけない言葉、これは絶対に言ってはいけない言葉等いろいろ汚い言葉にも程度がある。
私からしてみれば、言葉の汚さは大差ない感じがするが、そこに微妙な違いがある。それを使う外国人の私たちは慎重に使わないといけない。


2010年1月25日月曜日

アレッサンドロ ネスタ

昨日の試合は、更衣室でテレビ観戦であった。やはり、ミラノダービーだけあってチームの雰囲気は普段と違っていた。
この大試合の最も中心人物は、やはり、アレッサンドロ ネスタだったのだろう。昨日の試合を見た人はそれが納得できるはずだ。

ミランには、パト、ザンブロの不在はどうでもよい。問題は、ネスタが試合に出るかでないかだった。(前回の試合で大腿を痛めたのであった。)
傍から見たら、単なる一選手であるが、彼のミランにおける役割は相当のものである。
なぜなら、彼がディフェンスラインをすべて指揮するのである。彼が、いなければ、ミランのディフェンスラインは、腑抜けになってしうし、フェンスラインが締まれば、チームのリズムも良くなるのである。

通常、公式試合で登録されなかった選手の多くは、スタンドで試合を見るのであるが、一部の選手は、更衣室のテレビ観戦をする。
そこで 今回は、ネスタ選手の講義が始まった。(彼も興奮して試合の状況を解説し、誰がどうするべき、これは正しい動き、これは、まずい動き等いろいろ解説(独り言)をしていた。

バレージもそうだったし、コスタクルタもそうだったが、サッカーの奥深さを彼らの独り言を聞くと感じる。
たぶん、これは、彼らの感性だと思う。一概に経験だけでは、この奥深さは、学べないと思う。

彼ネスタが言うには、ディフェンス選手は、オフサイドになる状況は、みんな分かっている。しかし、オフサイドになる直前の状況、つまり、オフサイドを予測して、その直前に、ある駆け引きをしなければならないという。それが分からないとオフサイドを味方に出来ず、敵に回してしまうことになる。と言ったことであった。

要は、現状から、次に何が起こるか予想し、それに対してディフェンスラインが何を仕掛けるかである。

とにかく、今回のダービーでネスタがプレーしていたら、試合がガラッと変わっていただろう。

残念であった!

2010年1月24日日曜日

完敗

完敗でした。

2010年1月20日水曜日

私は日本人である (続)


今週末は、ミラノダービーである。パト、ザンブロが出場できないが、チームの雰囲気は、悪くない。
先日の月曜日にたまたま、クラブハウスのサウナで監督レオナルドと一緒になったが、日本にいたころの話をいろいろしてくれた。
印象に残ったのは、彼が日本での最初のインタビューのために覚えた言葉を今でも覚えているといっていたことだ。

「今日の試合は、難しかったけれど、勝てて本当に嬉しかった」

これを20年前に憶えて今でも忘れないと言っていた。以前にマッサーロも同じようなことを言っていた。みんなそういう思い出を持っているのだろう。



ところで前回の続きである。

私は、カラッゼ選手に帯同し、グルジアのナショナルチームのワールドカップヨーロッパ予選等に帯同したことが何回もあるが、その時感じたことがある。

彼は、ミランでの練習中に時々、いざこざを起こす。表現が正しいかどうか分からないが、要は、練習中に何かあると自分の考えを強く主張するのである。(傍からみたらケンカを売られたから喜んで買っている感じである)これは、彼の性格かと思っていてミランでの練習見ていた。

しかし、彼のグルジア代表での態度は、全く違うのである。それは、王様の風格というか、何かが彼を変えているのであろう。全くケンカもしなければ、激しいタックルもしないのである。

ミランでの態度とグルジア代表での態度は全く違うのである。

私は、彼も私と同じように表現の仕方こそ違うが、グルジア人の代表として、精一杯の力を振り絞ってミランで生活をしているのだなと感じて ほっとしたことを憶えている。



これは、どこの国からきた選手も同じだと思う。ましてはアフリカから来ている選手などは、周囲の人間にバカにされたりすると異常なくらい反撃するが、その気持ちは、分かる気がする。

ただ、自分の国が決して立派ではないのに 日本人やアフリカ人を平気でバカにする同僚がいたが、これは 非常に見苦しいし、そのバカにしているその本人がとてもみじめに見えて、本当にさびしい人だと思った。

ケンカをしても相手を見下したり、バカにすることだけはしたくない。それがたとえジョークでも



次回につづく
photo: KALADZE 選手と

































2010年1月12日火曜日

私は日本人である!

私は、トップチームの仕事について2年目頃、GATTUSO選手の言うことを聞かなかったらしく(私は無視したつもりもなかったし、見下したことを言ったつもりもなかった)、ある時から口を利かなくなり、あいさつすらしなくなった。
当初は、こちらからはあいさつしていたが、相手が無視するならこちらも無視してやる(売られたケンカは買ってやる)と思い、それから5年間全く口も聞かなかったし、彼に対しての仕事も一切しなかった。私も強情だが、彼も強情な人間で引かないし、勢いがあった。彼からしてみれば、私は虫けらのような存在だったかもしれないが、私も精一杯の力を振り絞ってがんばって意地を張った。
この喧嘩100%勝つ見込みがないし、この中心選手のGATTUSO選手にこんなことをするのは相当の大物か、もしくは、全然分かっていない者で、こんなことする同僚は誰もいない。
後になってから凄いことを私はしてしまったのだと思ったが、今さら謝る気もしないし、第一謝る理由もない。
女房からは、「どうしてそんなことするの?あなたには、4人の子供がいるのだから、首になったら困るでしょう!適当に謝っておけば良いでしょ!腹でどう思ってても良いのだから」と言われたが、「悪いこともしていないのにどうして謝るのだ!これが原因で首になったら しょうがない。日本に帰ろう!」と言った覚えがある。
今でも考えれば、ぞっとするが、その時は、「どんなに凄い選手だろうと日本人をバカにする様な相手にはキチンと対応する。それが、海外で働く日本人のポリシーだ」ぐらいに思ったのである。これは、海外で働く人なら何回か思ったことがあると思う。
私の大の親友は、「口を利かないは良いが、あいさつは最低のマナーだからそれだけはした方が良いよ」とまで言われたこともあった。
ずっとこの状態でいくのかなと思っていたが、一度だけ、彼から口を利いてきたことがあった。
それは、ヨーロッパ チャンピオンズリーグで優勝が決まった時の更衣室であった。
さすがの彼もこの時は本当に嬉しかったのであろう。素直な気持ちで私に「ありがとう」と言ってきた。今考えれば、それが仲直りのためのあいさつだったのかもしれないが、こちらはそれを軽く流し、また 平行線が続いた。

次回に続く

















Poto:仲が良かったころ二人!まだ若った





2010年1月10日日曜日

Politica

今日、トリノに来ている。対ユーベ戦である。この試合に勝つか負けるかが今後の重要となってくる。
ところで、最近、筋肉のトラブルが多発したので 私の出番が多くなり、この一週間は、とても忙しかった。また、怪我人に対する治療方針でいろいろ議論があり、大変である。
このようなビッグクラブでは当たり前なのかもしれないが、相手を尊重してないというか私が一番という人間が多いのでドクターは政治力が無いと務まれないのかもしれない。
そして、今日の試合で勝てば、すべてが良しとなるので不思議である。
しかし、負けた場合はどうなるか?
「みんな全力を尽くしたのだから」というような感じでは終わらない。誰かの責任になるのである。したがって、みんなそれなりに勝ち負けを自分の立場から想像し、今のうちからバリアーを張ったり、余分なことを言ったりしているのだろう。みんなそれなりに考えているのである。
特に私が、鍼治療をするとなると他人事では済まなくなり、渦中の人となり、結果がプラスになれば良いが、マイナスにでもなったら大変である。それは、私だけの問題ではなくなり、私に鍼を打たせた理学療法グループの長、ドクターの立場が苦しくなる。また、鍼を打ったことが原因でなくてもそれを理由に文句を言われることもあるから それに対する策も考えないといけないのでとても疲れる。
こんなことは世界では当たり前であり、普通なのであるかもしれない。
私は、このようなことは、汚いこと、悪いことぐらいに思っていたが、そんなことを言っているのは私(日本人)だけかもしれない。
これは、私が甘いのか、それだけ、日本人という民族は、優秀な節度をもった民族、もしくは道徳を作ってきた民族であるのかもしれない。
私は、まだ、「武士道」という著書を読んでいないが、しっかりと「日本人の精神」を勉強しないと中途半端な生き方になってしまい、考え方がブレてしまうかもしれない。





2010年1月4日月曜日

いよいよシーズン再開

シーズン再開まであと2日である。フィジカルトレーニングもピークを過ぎ、対GENOA戦への戦術練習が中心となっているが、ここで数人に筋のトラブルが起きている。
1週間の休暇後のトレーニングであったため、フィジカルコーチは、いろいろ考えて練習内容を組んでいるのであろううがいつも数人の故障者がでる。
担当部署外の人間だから言えるのであるが、やはり、サッカー選手は、サッカーの練習でフィジカルも行うべきだとつくづく思う。走り込むこともトレーニングルームで筋トレも良いのであろうが、故障を避けるには、サッカーのトレーニングベースにフィジカルをやるべきだ。
今回も新しいトレーニングでスプリングマットを使ったトレーニングをやったが、たぶんこれが原因で下腿部痛を起こしている。
考えてみれば、30歳を過ぎた選手が、ちょっと変わったトレーニングをすれば 普段使っていない筋肉を使うのだからそれに反応をするのは当たり前だ。
フィジカルコーチは、いろいろ考えてやっているのだろうが、やはり、クラシックというかオウソドックスなトレーニングが一番良いのだろう。
洒落たトレーニングは、やはり 危険だ!

それから ベッカム選手が合流しているが、昨日治療している時、身体の刺青が1つ増えているのが分かった。

2010年1月1日金曜日

2010年 元旦

2010年も始まった。
昨年7月からこのブログを始めたが、こんなに続くとは思わなかったが、12月の最後はダレてしまった。まあ 良しとしよう。
最近、新しいことが私の身の回りに起こっている様に感じるが、良く考えてみれば、固執した考え方から少しは、人の意見を聞き、試してみるということをちょっとしただけなのに。
何でもまず受け入れてみる。そして 試してみる、そしてから 考えてみる。
これが 重要だと再確認している。
ちょっと気がつくのが遅いが、私の実力からこんなもんだろう。


今年は、ちょっとアグレッシブに行こうと思う。
今日、元旦は休みで、明日から通常の生活に、戻る。
皆さんにとっても良い年でありますように!