のほほんとした時代

時々 参考にさせていただいている春山昇華氏のブログです。
シンガポールのLee Kuan Yew講演についての要約がありましたが、日本、アジアのことを適格に分析しているように思います。
私は、この方の考えに100%賛成(まだ、コメント欄は読んでいませんが)です。
みなさん、どうですか?

変化のない時代に生活(生きて来た)してきた世代が大半となった日本において、現在の置かれた状況、また、サッカーで言えば、チームの状況を適格に判断できない。そして、判断、アイデアが出来てもそれを自信がなく実行できない。
それが、日本人の現状ではないのでしょうか。ある流れに対して、流れが変わったことに気がつき、そして 対応策を考え、そして、実行する。誰もが机上では勉強したことですが、実際に実生活で行えない。
私自身の人生でもそれを強く感じます。
「感じて」 そして「考えて」 最後に「実行する」。簡単で誰もが出来ることですが、我々の世代以降の日本人は、そうしないと生きていけない国では無かったし、個人も少なかったようです。
もう数年したら 単に生きるためにと 力強い人が現れるのではないでしょうか。でもその頃は、かなり 日本は苦しくなっているのでしょう。

コメント

  1. さすが、シンガポールの興隆の礎を築いた宰相の分析は鋭いですね。日本で国家レベルの対応が遅れているのは事実だと思いますが、地方農家では、フィリピンや中国からの嫁の受け入れはかなり進んでいて、ある意味の移民政策の先取りのような気もします。量的には議論にならないレベルでしょうけど。
    あと、いわゆる失われた10年に社会に出た人のなかには、結構自発的に物を考え、行動する若者も多く、社会企業家的な分野での活動で活躍している人が目立つようになっています。個人的には、日本の問題はこうした世代間格差や地域格差が余りに手付かずで放置されているところにあるように感じています。もう、次世代のリーダーは動き始めているけれど、そういう人に権限やお金が渡らないのがいまの社会の閉塞感なのかなあと。逆に彼らは、権限やお金がなくても物事がうまく回る、そんな訓練をつんでいるようにも思えます。

    返信削除

コメントを投稿

人気の投稿