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麦サラダ

最近、志村君の影響で、料理のことを書くようになったが、私のもう一つの好物(レストランに行くわけではないので、あくまでもミランの練習場のレストランのメニューの中でしかイタリア料理は語れません)は、insalata di farroである。
これは、美味しいです。 志村君 作ってみてください。 身体に良い感じがします。

高橋先生

高校時代の英語の先生に高橋というのがいた。この先生が高校3年の担任だった。この先生は、大変個性的であったことを憶えている。当時の印象として、この先生は、英語の先生だけど英語話せるのかなと思っていつも授業を受けていた。
それから、この先生が、授業を脱線すると本当に為になることを言うのであった。
一番印象に残っているのがこれである。私に対して
「ゴールキーパーの練習において なぜ、ボールをとる練習ばかりして、素手で腕を早く動かす練習をしないのだ」というのである。当時は、何を素人が言っているのかと思ったが、今考えてみると道理が通っていることを言っていると思う。
ボールをうまく捕球することは、大切なことであるが、それよりもそこに腕を運ぶことがまずはできなければならない。それが出来なければ、いくらボールをとる練習をしてもしょうがない。
だから、素手で腕の上げ下げを全力スピードでする練習とか、サッカーボールより軽いバレーボールを使ってそのスピードになれる練習をしたほうが良いのではないのかと聞かれたのである。

今考えると、これが指導者に最も必要なことではないかと思う。
世界の監督がどんな練習をして、どんな戦術を使っているかばかりを考え、勉強することよりも、今、何が必要なのかを考えることである。
どこの監督がこうしているとか、ああしているとかは、関係ないのである。自分のチームに何が必要かどうすれば良いのかだけを考えることである。
今、この先生の授業を振り返ると この先生は、徹底してポイントだけを何度も繰り返していたように思う。
先生も講釈で理解できる生徒ではない我々に対して、いかに成績を上げるか!それなりに作戦を考えていたのだな!と思う。!

なぜ 今日こんなことを書くかというと、同僚がどこから聞いて来た知識か知らないが、選手の状態を最もらしく説明していて、周りはそれに対して感心していた。
ただ、私が感じていることとは、全く違う事を言っていた。
本で読んだだけ、人に聞いただけで 浅はかな推測ばかりするなよ。そんなに身体は単純な物ではないし、選手の身体が何を欲しているか感じようと努力しろよ!
と言いたかったからである。

しかし そう言う私も、その答えを最もらしく出せないから、全く分かっていない人と同じレベルに思われてしまっているのであろう!まあ、答えを出せないレベルなんだから、仕方な…

砂糖

オリーブオイルのタイトルでコメントを頂きましたので、イタリアの料理について知らなかったこと(私だけが知らなかったこともしれない)ことを書きます。

イタリアの食後は、ドルチェで締めくくりますが、その後、酒飲みは、食後酒としてたまらなく甘い酒を飲み、最後は、砂糖をふんだんにエスプレッソコーヒーに入れ、そこに残った砂糖をティースプーンですくってなめたりもします。
何しろ、ビックリする程、こちらの人は食べますし、最後の糖分の摂り方は異常と思えるほどです。
しかし、私が知らなかったのは、こちらは、料理には、全く砂糖を使いません。日本のように醤油で味付けをしないからかもしれませんが、最後に満腹感を感じるために砂糖を摂るのでしょうか。
油は、すべてオリーブのみ、肉は、塩、コショウの味付けが大半、サラダのドレッシングは、大変シンプルで、オリーブとアチェット(お酢)とレモンです。他は邪道です。
したがって、素材を100%生かした食べ方が一般的となります。
私が、最初にイタリアに来て、マッサーロに連れて行って貰ったレストランでのフィレット(フィレ肉)のステーキの美味しかったことは、今でもはっきり覚えていますが、タレなど一切使わず、塩とコショウだけで、勝負は、新鮮さなのでしょう。
イタリア人は、日本人の食生活を大変ヘルシーと言っていますが、現在の日本食は、カロリーこそ少ない感じがしますが、本当に健康的な食事を摂っているのかちょっと疑問です。イタリアのように素材が悪いと料理が台無しになってしまう方が、日本の調味料とか、隠し味がない分、良いのかもしれません。まあ 料理の事は、全く興味がないのでこれくらいにします。

ところで 私が一番好きなもの、長年経っても飽きないのものは、これです。
ブレザウラとグラーナとルッコラにオリーブオイルにレモンを掛けて食べる。つまみにしても良いし、メインディッシュとしても良いものです。決して高いものではなく(日本では知りません)、私は、ミラネ―ロでいつものブレザウラというと、これを出してくれるようになりました。

オリーブオイル

私の高校時代の同級生に志村君というのがいます。
彼は、翻訳の仕事が本業か、料理、ワインの評論家が本業か分かりませんが、ニュージーランド在住です。そんな彼が彼のブログで、私のブログにコメントというか、私が、GIANNINOで食べた[Tagliata di manzo(牛肉の薄切りステーキ)]を実際に作って彼のブログに掲載してくれました。写真を見るとすごくおいしそうですが、オイルが少ない感じがします。
私は、イタリアに来て最初は、オリーブオイルをほとんど使いませんでした。(とは言っても日本にいた時の10倍はオリーブオイルを使っていました)。そして、仕事がトップチームに昇格し、遠征が多くなり、ホテル、練習場での食事が多くなるにつれてコレステロールも上昇しました。2006年には、253mg/dlになってしまい、どうしたら これを下げれるかと私なりに考えて実行したのが、これです。
もちろん、運動などしません。
パスタ(炭水化物)は食べない。 その代わりに温野菜を食べる。しかもオイルをふんだんに掛けて食べる。です。そして、メインディッシュは、肉を食べずに魚類だけにする。(しかし ワインは相変わらず飲んでいますし、パンは好きだから食べてしまいます)
そして、1年経ってようやく198mg/dlまで下がりました。まあコレステロールには、悪玉、善玉とかあるから一概に言えませんし、他の要因も~見ますけど、オリーブのおかげと自分自身は思っています。
それから、イタリアでは、あのビデオ以上にオイルを使います。先日のGIANNINOのお店でも、このお料理を食べる前にコショウとオイルをお肉にウエイトレスが掛けてくれました。
イタリア人は、心臓病が少ないみたいだから、私は、オリーブオイルを、温野菜がオイルに浮くくらいに掛けています。
何事も適当が大切なんでしょうが、私は以前、オリーブオイルは、健康に良いと言っても所詮は、オイルと思っていましたが、認識を変え、最近は、オイルを掛けないより、掛けた方が身体に良いと勝手に思っています。
誰かこのブログの読者で栄養関係の人はいませんか?
教えてください。
私は、医療関係の仕事をしていますが、あまり教科書とか、本を書く学問好きな先生の言っていることは信用していません。実践、経験、現場の証言が一番信用できると思っています。
志村君!オリーブオイルは、ガンガン 掛けましょう!!!!

リッチな気分

先日、私の師匠の一人である理学療法士の先生がミラノを訪れてくれた。
私が、高校3年の時に膝の前十字靭帯を切り、千葉の川鉄病院で手術をしたのであるが、その時、私を担当してくれた先生である。当時の私は、今の息子同様、サッカー選手になる事しか考えていなかったが、その後、選手に成れないことを悟り、トレーナーの道に進むようになって、いろいろ相談にのって貰った先生である。清水エスパルス時代は、何か困ることがあるとまず最初に頼るのがこの先生であったし、今でも それは、続いている。
先生の名言には、「治そうとする前に壊すな」、「能力のある人間より仲間を尊重する人間をスタッフに選べ」、「筋における神経系のことは、まだ何も解っていない」 「冷やすこと、温めること。これは、永遠のテーマだ」、等、その時に私に必要なことを的を得て話してくれる。
私は、普段、レストランなど行ったことがないから、同僚の紹介してくれた地中海料理のお店、そして、GIANNINOというミラノでは有名人がくるお店に連れて行くことにした。
ここのオーナーがミランの関係者であり、私の患者さんなのだ。

私は、メニューは、金額から見るのが当たり前になっているが、今回は、特別なお客さんなので、金額を気にせず、お任せで進めてみた。 アンティパスタ(前菜)は、海の幸のサラダ、たことポテトのサラダを、そして、プリモピアット(第一皿)は省いて、セコンドピアット(メインディッシュ)は、お肉のお勧めを尋ね、、tgliata di manzo をお願いした。そして、最後は、ティラミス、レモンチェッロ、コーヒーで締めくくった。 私は、はじめて、メニューの金額を気にせず、そして、ワインのオーダーの際もウエイトレスにお任せにしたのだが、ワインメニューには、30ユーロ~数百ユーロがあるから 内心、不安だったが、最後に、オーナーが挨拶に来てくれて、すべてgratis(無料)となった。(もっと食べれば良かったと後悔したが、こんなものだろう) ここに来るお客さんは、みんなお金持ちばかりで、ウエイターに今日のお勧めを聞いてそれをオーダーし、それにあったワインをお願いする。 この日に私がしたことは、これから先、絶対にできないことだし、結果的だがオーナーの奢りであったので、何かリッチな気分で食事ができた。しかし、帰宅のためにポンコツ車を運転して現実にもどってしまった。