復活日本企業!

昨日、今日と練習が休みだった。といっても副業に休みは無いが、やはり気分的には少しリラックスできる。
そこで、溜まっている日経新聞(友人から頂いている)をできるだけ読もうと思い、いろんな記事を見ていた。インターネットが普及し、いつでも見たい物、調べたい物がすぐに分かる時代であるが、インターネットでは、自分の興味のある部分しか見ず、偏った見方しかできなくなってしまう。
新聞では、世間の関心がありそうな事についてすべてを載せているので全体を見ることが出来る。やはり、新聞は10分でも目を通した方が良いのだろう。
しかし、イタリアで日経新聞を買うと 4.20ユーロ(500円)だから簡単に買う訳にはいかない。

ところで、最近の新聞で感じたことは、日本企業の決算発表の殆どが大幅増益だったことだ。新聞だけを見ると世界情勢を考慮しなければ、日本企業のすさまじい回復と力強さが感じられる。
しかし、株価は、それには全く反応していない。確かに市場は半年先を示すというが、あまりにも反応していない感があるがどうだろうか。
それとも株式市場には世界的にお金は戻ってこないのだろうか。
バブル崩壊後、日本企業のぜい肉は完全にそり落とされたと思うし、また、中国をはじめとするアジア諸国での日本企業の活躍は、本物であると思うのだが実際にはどうなのだろうか。
私の副業での患者さんの1人に銀行の資金運用部門に勤めているおじさんがいるが、外人は、日本など全く関心が無いと言っている。日経平均が今に上がる上がると言って もう十数年が経ち、もう最近ではそれすらも言われなくなっている。
自動車業界の日本企業だけでなく、ダイキン工業、資生堂等、世界で活躍している企業も多くなったのにと思うがどうなのだろうか。

私は、イタリアに来て、イタリア人の働く意欲の無さにビックリし、日本人の勤勉さを高く評価し、バブル崩壊後、しばらくすれば、株価は、それなりに戻ると思っていたが、そうはいかなかった。
最近においての諸外国は、政治が、企業のために営業し、収益力を助けているのが一般的になっているが、日本もそうはしているのだろうが、そう簡単にできていない。
世界的な不景気な中でも お金は、いつも最適に運用される所へ流れていく。
どうにかして私の所に流れ来てほしいものだが、営業力がない私の所にはだめかな!

コメント

  1. 現在の株式市場は企業業績よりも単に金融投資な状況になってますから
    やはり石油や他のものに投資資金が流れてるのも
    株価が上がらない原因のひとつなんでしょうけど・・・

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  2. お時間があれば色々お話聞かせてください。
    13日の試合は当然見に行きまーす。
    今回はミラノからローマまでの10日間の日程です。
    宜しくお願いします。

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