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9月, 2011の投稿を表示しています

練習時間

以前、オランダから来たオフト監督が、日本のチームに来て練習時間は、90分で十分だ。なぜなら試合は90分だから。と言いい、いやに納得し、すばらしいように新聞に書いてあったことを憶えている。 
私の経験した例でみると、アンチェロッティ―監督は、基本的に90分程度の練習時間だったが、アルディレス監督は、ハッキリ覚えていないが、3時間ぐらいやっていたのを憶えているし、今のアレグリ監督は、2時間程度が、毎日の練習時間量だ。週に2試合を消化しなければならないチームの練習時間として考えるとちょっと多いように思われるかもしれない。
しかし、これは、それぞれの監督の考え方であって、サッカーの練習は、そのレベル、選手の年齢、チームの状況で100%違う。練習時間が、90分、120分などそんなの関係ない。
私は、小学生が5時間やってもやりすぎとは思わない。重要なことは、その内容だからだ。
子供達が、喜んで、楽しみ、強制しないで、5時間もの量の練習をさせることができる監督は素晴らしいと思う。
私達が、幼少の頃は、朝早くから昼飯も食べずに遊び続けて、午後3時、4時になって空腹感に耐えられず、遊びを止め、帰宅した思い出があるが、楽しければ、子供達は自然とそうなると思うし、身体もそれに慣れていくのではないだろうか。

私は、練習時間が長すぎる、短すぎるなどを議論すること事態がピントがずれたことだと思うが、どうだろうか。



最終コーナーは、過ぎたけれど

遠藤家の長女は、縁あってこの8月からアメリカへ行き、二女は、来年の3月には、日本の高校に行きたいと言って、受験生モードに入り始めている。
長男は、あと2年でこちらの高校を卒業する。
となると 2年後には、こちらミラノ生活も一区切りがつく。
そろそろ、本気でこの先のことを考えないといけない。
どうするべきか!
とにかく、二女の学校が決まってから先の事は考えよう。

chapel in Camp Nou 

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チャンピオンズリーグの初戦でバルセロナにいってきましたが、FCバルセロナのホームスタディアム(カンプ ノウには、選手更衣室のすぐそばにチャペルがあるのですが、 何か文化を感じませんか?

サッカーは、その国、その民族の主張、表現ですので、日本には日本のサッカーの主張、表現があっていいと思うんですが、みなさんどう思いますか。


優秀な遺伝子

最近、特に思うが、日本という国は、その風習によってすごく損をしている国だと思う。
こちらイタリアでいう言う「できる人」「優秀な人」は、稼ぎが良いので、お手伝いさん、ベビーシッター、賄いさん、ガードマン等、多くの人を雇い、自分の活動を充実させている。
それに、できる男のその伴侶も優秀でバリバリのビジネスウ―マンという場合は、人を雇って自分達の生活しやすい環境を自分達の経済力で整えることができる環境である。
つまり、夫婦共にバリバリなビジネスマン、ウーマン達は、自分達の生活のために、しなければならない事、したい事、誰かに任せること等をハッキリ分けて、優雅で忙しい生活しているようだ。
あらゆる手段を使って自分達の生活を大変上手にコーディネートしている。
私のようなマッサージ師を始め、美容師、医者等も家に来てもらうのだ。

しかし、日本では、それが出来ない生活文化があるように思う。昔はそうでなかったようだが、戦後、みな平等意識が高まり、収入差もなくなってきているので、そうはいかなくなってきているのかもしれないが、どうだろうか。
日本では、会社で優秀な女性が、結婚した場合、育児、家事に専念するために、仕事を辞めてしまう場合が多い。というよりも辞めなければならなくなってしまう社会環境のようだ。
これは、日本の経済力の観点からみたら大きな損失のように感じる。

反対に、最近は、優秀な女性が、会社でも役職を持つようになっているが、そういう女性の多くが、結婚せず(できず)に、仕事だけに専念してしまう状況であったり、仕事と家庭の両立は、並大抵のことではないようだ。

どちらにしても、日本の優秀な女性は、結婚、仕事のどちらを選択しても難しい選択をしなければならないし、両方を選択したら自分の首を絞めるようなものになってしまう。
しかし、こちらイタリアは全く違う。

まあ、婚期を逃すとは、本人の気持ちの問題であるから、いつ結婚してもそれがその人の適齢期なのだから他人がどうこう言う問題ではない。思った時が婚期である。
しかし、出産は、そうはいかない。
出産できる時期は、自分で選べないので、仕事をバリバリやっている時期と、出産適齢期が重なり、仕事を辞めたくないので出産をあきらめてしまう。
こういうことがイタリアと違う感じがする。

先日、ロシア通の方のブログに、ロシアでは、結婚していない女性に対し、長老…

現場に戻れは、解決する

まだ トレーナーに成り立ての頃、千葉大の守屋教授の講演を聞いた時の印象が今も残っている。
それは、整形外科医で膝専門医の診断確率の話だった。
膝のスペシャリストの膝前十字靭帯(以後ACLと記す)の損傷の診断的中率は、70%だそうだ。という調査結果だった。
当時の私は、膝の専門家がこの程度なら、私に判断できるはずがないと思ったのを憶えている。
最近、我チームにもACL損傷の選手が多くなっている。チーム内で石を投げれば、ACL損傷者に当たるくらい多いのだ。
アンブロジーニ選手、前監督のアンチェロッティ―氏達は、両膝のACLを切っているし、私も、モロージ(私の同僚)も切っている。

しかし、前述したようにこの診断は、なかなかスムースにできない。

チームドクターが一生懸命に徒手検査を現場でやっているのを見ていると感じるが、外人は、日本人以上に怪我をした直後の膝周辺の筋の緊張が強く、この種の徒手検査は、あまり当てにならない。ということだ。
結局、翌日にMRI(磁気共鳴装置の検査)をして判断することになるが、これが妥当だろう。
しかも、受傷当日もそうだが、その翌日にも、腫れも無ければ、痛みを感じていない選手もいるから、全く徒手検査は、現場では役に立たないし、チームドクターにとっては、膝の専門家でも無いので、尚更、難しすぎるであろう。

むかし、よく刑事ドラマで、「犯人捜査の壁にぶつかると、現場に戻って何かを見つけ出す」というシーンがでてくるが、我々も同じで、受傷シーンを見たり、選手から詳しく聞くと80%は見当がつくと思う。
受傷シーンはすべてを語っている。刑事ドラマと全く同じだ。

ガツ―ゾ選手の受傷の際、私は、試合会場の更衣室のテレビでそのシーンを見てACLの損傷だなとすぐに感じたが、ハーフタイムでのチームドクターの診断は、はっきりしなかった。
その理由は、ドクターが行う徒手検査がすべてネガティブだったからだ。そして 彼は、後半もそのまま試合を続行した。
もし、テレビでこのシーンを見たら、何かが起こったことがわかり、選手交代をするのが当然だと判断できるはずだ。
インザーギ選手、フラミニ選手の時も私は、ガツ―ゾ選手の時と同じ状況で、いつものように会場の更衣室のテレビでその受傷シーンを見て、その後、更衣室でドクターの徒手検査を見たが、いずれもドクターは、ハッキリした判断はできていなかっ…