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2011年12月28日水曜日

pass and go と言うけれど どこに走れば良いの?

私が生まれた静岡の清水は、サッカーが盛んな街だった。小学校の教師でありながら熱心なサッカー指導者が多かった。
先生達は、サッカーを一生懸命に勉強したいが、その環境がなかったので 仕方がなく 本を読んだり 清水サッカー協会のコーチングスクールで勉強していたのだろう。

今でも 先生が、個人戦術が大切だからと言われ これを憶えている。
プレーはいつもこれが大切だというのである。

第一に 周りをみる!
第二に ボールに寄る
第三に 蹴ったら走る

今は、このような言葉は死語になっているのだろうか? もう何年も聞いていない。
では、今なら これをどう言うのだろうか?

第一に イメージを常に持ってゲームに望め。
第二に そのために状況判断のための情報をできる限り入手しろ
第三に そのために、いつも顔を上げてプレーしろ

こういう事になるのだろう。
それでは、個人戦術ではなくなってしまうが、クラッキの磯部君が、言っていたことだが、「その時点で何が必要か、」 「それに対してどうすることが最高か」、そして、「次に何が起きそうか、だからどうする」ということが個人戦術なのかもしれない。
それだけである。

その瞬間、どうすべきかを考えていない練習は、どんなに練習しても上手くならないのだろう。

昔、指導者が、サッカーは頭が良くななければ、良い選手になれないと言っていたが、指導者も同じことが言えると思う。
それには、基本を教えるだけで 技術も戦術等の他はいらない。それが頭の良い指導者であり、良い指導者であるように思う。
間違った理論を選手に教えて、判断材料を減らしたり、固定観念を植え付けるより子供自身に任せた方がはるかに良い。

このイチローのビデオもまた、参考になる。
打撃の理論すばらしい。野球を半分しか理解してない指導者の理論をハッキリといイチローは、否定している。そこには、何年も積み重ねてきた彼の理論がある。
ほんとうに素晴らしい



2011年12月26日月曜日

パネット―ネ


イタリアでは、クリスマス(NATALE)と復活祭(PASQUA)には、大きなパンケーキを食べます。
クリスマスでのこのパンをPANETTONEと言い、復活祭では、COLOMBAと言います。
このパネト―ネには、乾燥フルーツが入っていますが、何も入っていない物をPANDOROと言っています。


COLOMBAは、卵が付き物
PANETTONE 

日本でいうクリスマスケーキといったところでしょうか。ACミランのクリスマスパーティーでも最後にこのパネット―ネに生クリームが付いて出てきて、シャンパンで乾杯してこれを食べてお開きとなります。
また、今年1年お世話になった方にパンネットーネを配るのも習慣となっています。

我家でも毎年たくさんのパネットーネを頂き、いろいろな味を楽しむことができます。
そして、我々も、特長のあるパネットーネを見つけるとそれを持ってお世話になった方々に挨拶に伺います。

ここからが私の経験からのパネット―ネです。

1)まず、美味しいと思ったスーパーマーケットのPANETTONEは、TRE MARIEのものでしょう。価格は、クリスマス前に買って 11ユーロぐらいです。定価はもっと高いようですが、日本のクリスマスケーキと同じで いつ買うかで価格は全く違います。


2)ACMILANに出入りしている。ケーキ屋さん(PASTICCERIA)、CROISSANT D'ORが 私の所のは世界一、美味しいと言っている。(写真なし)今年は、購入しませんでした。

この店のカード

選手の誕生日、契約更新、若い選手の発出場、出産祝い等でここのプチケーキ屋(PASTICCERIA)を使います。









3)私の患者さんで、結構こだわりがある方から、ミラノで一番おいしいPANETTONEだと言われて頂いたもの。
味は ケーキに近い感じでデザートに良い感じ


















4)元イタリア首相、ACMILANの会長 Silvio Berlusconi氏 御用達と言われている所もの。
ケーキに近いというよりもパンに近い感じで朝食でも十分 いける


















5)家の奥様お気に入りのマロングラッセ入りのもの









感想:栗が好きな方にはたまらない

6)先日、営業の部長さんから頂いたもの

感想:私は、生地も硬いし、ブドウもたくさん入っているので好き

7)10年も毎年友人の ミケーレが持って来てくれる BINDIのPANETTONEとスパークリングワイン

感想:
中身を写そうと思いましたが、もうすでに3つのパネット―ネを開けてしまいましたので これは後日に











以上です。

ちなみに 日本で購入できる高価なPANETTONEは、以下のようです。

http://item.rakuten.co.jp/umano/perbellini-panettone_free/

http://item.rakuten.co.jp/umano/ginofabbri-panettone/

皆さんは、どれを食べてみたいですか?

来年は、これでビジネスだ!!!!!










2011年12月25日日曜日

素晴らしいイチロー(1)

クリスマス休暇に入って4日になり、初日は、怪我人の対応、2日目は、アルバイト、3日目は、お世話になっている方への挨拶、そして昨日は、1日中、家にいた。
仕事を全くしないのは、久しぶりだ。
YOUTUBEで、イチロー選手のトレーニングの様子を見つけた。


素晴らしい。
オフ中に野球で必要な動きを実際に240回動かして、自分の身体を調べる。
もし、翌日、どこかに違和感が出現すれば、それは、何か問題があるという事であり、そして、集中してやる時とそうでない時の身体の違いも言っている。

こんなすばらしいことを聞けるなんて今日はとっても得した気がする。こんなことは、学校の先生は教えてくれないし、どんな高価な参考書にも書いていない。


昔、エスパルスにいたころ、選手の中で腹筋トレーニングをすると、翌日、恥骨部分(下腹部)に痛みが出るからやりたくないという選手がいた。
それでは、どうすれば良いのだろうか。これがどういう意味であるかを考えなければならないと思って 長崎先生に尋ねたら、即答で、「そこが弱いからだよ」とあっさり答えたのを憶えている。
そこが弱いという事は、どこかが強すぎるということであり、身体のバランスが取れていないという事である。
したがって、このイチローのトレーニングは、すばらしいと思った。
今では、こんな単純なことと思うことだけれども、若い頃は、身体全体を観察することができなかった。

先日、同じような選手の例があった。
彼は、腰痛を抱えて3週間が経過していた。私は担当していなかったが、彼に対する治療を見ていたが、腰の治療ばかりしかしていなかった。
そして、最近、彼は、ついに練習もできなくなり、MRIという精密検査をしたが、小さなヘルニアがあるという程度で 特別には何もなかったらしい。ただ、腸腰筋がパンパンに張っているのでこれを緩めるトレーニングをしろとドクターが担当の同僚に言っていた。
私は、これを言われた同僚がどうするのかなと思っていたが、特別なことはしていないようだった。
この選手の腰痛には、あるトレーニングが関係していると私は思っていた。
それは、こうである。
彼は、1年前に右膝の後十字靭帯を損傷しているので、膝の安定のために毎日のように大腿四頭筋のトレーニングをしており、膝の調子は良いと言っていたのを憶えている。
私は、四頭筋のストレッチングをしっかりしていないため、徐々に骨盤が前傾し始め、腸腰筋を緊張させ、そして腰痛を引き起こしたのだと推測した。
しかし、私の推測を同僚も選手も私に聞いてこないのでそこで止まっていた。
そしてたら、同僚が、腰に鍼はできないかと聞いてきたので、私は初めて自分の推測を説明することした。
そして、四頭筋の柔軟性のテストをしたら、全く柔軟性が無かった。
私が、まず最初に膝のお皿の動きを良くすることを行った。それだけで 腸腰筋の緊張は緩んだのだ。
きっと 膝のお皿の動きが良くなり、四頭筋が緩み、骨盤が少し後屈し、腰の緊張が緩んだのだろう。
身体とはこんなものなのかもしれない。
それにしても プロフェッショナル イチローを感じるビデオである。

追加 
ところで 彼には、専属のトレーナーとかコーチみたいな人はいないのかな? だれか知っていたら教えてください。





2011年12月6日火曜日

EMOZIONATORE




サッカーにおいて監督というポジションを皆さんは、どのようにとらえているのでしょうか?
皆さん、それぞれの立場から見るのであまりにも抽象的な質問かもしれなません。
その対象チームのレベルが、アマチュアとプロでは違うでしょうし、同じプロでもそのレベルでかなり監督の役割、仕事内容が違ってくることは、想像できると思います。

そこで、もっと具体的に質問することにします。
世界のトップレベルのクラブチームにおいて、オーナー、監督、選手を重要度から順番をつけるとしたら どうなりますか?
という質問にしたら、答えやすいと思いますが、いかがでしょうか?

まず、重要度ナンバーワンは、もちろん、オ―ナーであることに異論はないと思います。
お金を出すのも、最終決定するのも、オーナーですし、オナーの道楽で経営されているクラブは、沢山ありますから当然でしょう。

それでは、次に来るのは、選手ですか?それとも監督ですか?(ここが 今回の重要な所)
選手であるという方の言い分としては、いくら良い監督がいても、選手がお粗末ならば勝てるはずがないということでしょう。
また、監督であるという方は、良い選手が、沢山いてもバラバラで、チームがまとまらなかったら勝てないと言うことになるのでしょう。

私は、100% 監督の方が重要であると思っています。
勝つためには、質の良い選手を必要とすることは、私も十分に承知していますが、どんなすごい選手でも使われ方次第で、スーパースターにもなれるし、ただの給料ドロボーにもなるのです。
選手という商品は、輝かしいダイヤモンドでもあり、単なる炭でもあるのです。それをどうにかするのが監督なのです。これは、世界のどこのクラスでも同じだと思います。

Jリーグのクラブオ―ナーは、監督、選手のどちらに重要性をおいているのでしょうか?
今回のように比べること自体が愚問と言われるかもしれませんが、良い選手を引っ張ってくることが最優先と考えてはいないことを期待します。
また、現役時代に有名な選手であっただけの監督とか、有名な選手であると言うだけで大金を出して引っ張ってくるというような最悪なことはしていないことを願います。
しかし、多くのクラブがオーナーの趣味で成り立っていますから、高いお金をだして有名所を取ってきて優勝するのが一番満足するのかもしれません。

しかし、お金があってもサッカーの知識がないオーナーは、その側近が重要な役割を担うのです。そして、その側近が、名前のある監督、選手を引っ張ってくるということで、世間でいう「優れている監督、選手」という安心料として 高額を支払うのです。つまり、オーナーへの言い訳を準備するためだけに高額の保険をかける事になります。
私的には、何も保証してくれない保険には、ちょっと納得がいかないのですが、現実には、オーナーも名前で納得してくれ、「横断歩道 赤信号でもみんなで渡れば怖くない。」 そうなってしまうような気がします。
オーナーの側近が、サッカーに対して自分の信念、考え方がなければ そうなってしまうのことも仕方がないことだと思いますけれど どうなんでしょうか。

ところで、話を元にもどして、監督についてですが、サッカーを戦術的に分析できる監督は五万といますし、勝つための体力、戦術、テクニックを持っている選手も山ほどいます。
しかし、その長短を上手く使いこなして、試合で良い方に発揮させることができる監督は、かなり少ない感じがします。
監督において、選手一人一人の精神状態をいかに捉えることができるかが勝つための「すべて」と言って良いと思います。
もともと能力が高い選手に精神的な自信を加えると、選手は、見違えるように力を発揮します。しかも、それが、世界のスーパースター級の選手でさえもそうなのです。
そう考えると、監督の重要性は、皆さんにも理解できると思います。
監督は、サッカーの戦術の勉強も必要ですが、それだけでは、ただの監督でであり、勝つチームの監督にはなれません。
選手の精神状態をしっかりと把握できることが、監督に必要な事なのです。
世界のトップクラスの選手でさえ、この監督のためなら「頑張りたい 死んでも良い」と思わせることができれば、一流の監督と言えるように思います。

なぜ、今回、こんなことを書くかと言うと 最近、リハビリで1時間以上も選手と散歩をするのですが、彼が、いろいろな監督の特長を自分の経験から紹介してくれるのですが、多くの有名監督は、選手の精神状態を旨く導く天才だと言っています。
カペッロもマウリーニョもそのような「EMOZIONATORE」です。

きっと日本の野球界の野村監督、落合監督もそのように私は感じますが、Jリーグにはそのような監督の名前が浮かびますか?