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1月, 2012の投稿を表示しています

2月というトンネル

明後日から2月が始まります。 という事は、1月31日で終了する選手補強期間を終え、後半戦に突入するということにです。 毎年の事ですが、この2月を上手く通過できれば、シーズンは、必ず良い結果に終わるということです。 そのための最重要事項として、怪我人が少ないことが上げられます。つまり、どれだけの試合をベストメンバーで戦えるかということです。 「チャンピオンズリーグ」も再開し、「コッパ イタリア」もベスト4となり、一戦一戦がとても重要となって来るからです。 しかし、この寒い中、週に2試合を続ける訳ですから怪我人も出ない方がおかしいといっても良いのかも知れません。 まずは、怪我人を出さないようにする事が大切なのですが、これは、簡単ではありません。 したがって、いかにして怪我人を早く復帰させるかを考えなければなりません。 そこには、医療知識も技術も関係ありません。どれだけの時間を治療に費やせるかどうかということです。 この意味が、皆さんにはピンと来ないかもしれませんが、要は、朝から晩まで毎日治療していれば、少なくとも1日1回の治療よりも良いに決まっているという事です。 多くの怪我の基本的な治療とは、どれだけ血流を多くし、患部の新陳代謝を活発にさせるかです。怪我した部位に対してどれだけ血流を多くして栄養と酸素を送ってあげるかということです。 1日1回と1日3回では、1週間経過したら数段の違いが現れます。
ミランの選手の中には、年配選手、例えば、ガツ-ゾ、ザンブロ、アンブロ選手等は、怪我をしたら、だれからも指示されることもなく朝から晩まで治療をしている選手もいますし、その反対に怪我した日から休養日が始まったと勘違いしている選手もいます。
強いチームと強くなるチームは、ここに大きな違いがあるように思います。 これは、ビッククラブ、有名クラブ、伝統があるクラブ等関係ありません。クラブの中に厳しい雰囲気があるクラブには、これがキチンとできているように思います。 どんな有名選手が集まったチームでも怪我人に緊張感のないチームは、勝てません。反対に、無名選手の集まりでも怪我人に緊張感があれば、これから必ず強くなっていくチームだと思います。
あなたがサポートするクラブの怪我人の治療時間を調べてみてください。 これから伸びるチームかどうかすぐに判断できますよ。チーム練習以外の時間に怪我人が…

就活という疑問

最近、就職活動という言葉をよく耳にします。そして、就職先がないということも同様によく聞きます。
しかし、私が職人だから、そう思うものなのかもしれませんが、我々の世界で、就職先がないというと言うことは、どういう意味かと言えば、実力がない、能力がないという事を意味します。
これは、医者でも弁護士でもある意味同じだと思います。
したがって、ある種のスペシャリストには、この就職活動という言葉には縁がないと思うのです。職人は、どこかの会社に入って自分を鍛え、人に無い物を身に付けていくものだと思うのです。
例えば、サッカーの監督になりたいけれども、Jリーグでのクラブに就職先がないと言ったら、世間から笑われますよね。つまり、それは、その人の能力がないか、または、まだ、認められていないという事になります。
学生時代にある種の資格を取得して、就職先を探すというよりも勉強できる所を探すと言う事が大切です。お金を貰えて、勉強ができる所を探すというのが就職活動ということです。
最終的にそれが見つからなければ、給料(手当て)なしでも勉強させてもらうために見習いとして働かせていただきますという事になります。
私は、サッカーばかりやっていたので、先のことなど考えず、単純に経済学部に入り、大学生活を2年間過ごしたところで、進路をトレーナーの道に決めました。
大学で、フランス文学を勉強して大学、学校の先生になるのなら分かりますが、一般の会社に入ろうとしても入れないのが当たり前と思いますがいかがでしょうか。また、経済学部、法学部を卒業するというのも似たり寄ったりだと思います。
要するに、学生時代に、何のスペシャリストになるのかをはっきりさせずに4年間を過ごしたら、就職先は無いのが当たり前だと思うのですが、そうではないのでしょうか。
私の子供達も将来の職業の希望が何もなければ、まず、何でもいいから働いてみる。それから、必要ならそのための勉強をする方が良いと思うのです。
少なくとも大学へ行ってから考えるなどという昔の良き時代とは、これからの時代は違うと思いますが、皆さんはどうお考えでしょうか。

緊張の後の解放感

昨日の結果は、0対1で惜敗、試合内容は、ともかく、私が、担当した選手は、無事に任務を成し終えた。ハーフタイムには、特別なクリーム(熱く感じる)を塗って臨んだりしたが、まあ、彼のプレーには、問題はなかったので私もホットしている。 明日、精密検査をすることになったが、今朝、患部を触ってみて、昨日よりも筋の緊張は少なく、週末の試合には、問題が無いように思う。 これで、私の来年への首もつながったようだ。 昨晩の帰宅後、胃痛でキャベジンを飲んだりしたが、これは、ストレスからの胃痛なのだろう。
それにしても、試合内容は、冴えなかった気がするが、私の担当外のことなのでコメントは控えさせてもらう。 今日は、朝から、怪我人のリハビリ、そして、12時から、出場した選手等のリカバリー、そして出場しなかった選手は、練習といういつものパターンで午後4時には、すべてが終了し、帰宅した。 久しぶりに、赤ワインを飲んでほろ酔い気分でブログを書いている。
人間、適度なストレスは、心身ともに成長させるが、ストレスが強すぎると病気になってしまう。 人間は、そうなっている。 そのストレスが自分で分かれば、病気にはならないよう思うし、無理をして、できもしない事を遂行しようとするのが「人」なのかもしれない。 私は、できなければできないといい、無理なものは無理と言うようにしている。 それを他人がどう評価しようが関係無い。 ただ、家族がいるので、子供を食べさせなければならない。だから首にならないための計算はしているつもりだ。
水曜日には、コッパイタリアで森本選手が所属するNOVARAとの一戦があるが、私は、行きたくないから、帯同したくない事をドクターに伝えてある。 今週は、怪我人のリハビリに専念したい。

緊張!

今日は、私にとっての何回目のミラノダービーとなるのだろうか?
私の経験から、どんな試合でもそうだが、特にベストメンバーで臨めるかどうかで勝敗は決まるように感じている。 特に以前も書いたが中心選手が出場するかどうかは大変重要である。
今回、世界が注目するこのダービーを 私はハラハラドキドキして迎えることになった。 先週のアタランタ戦後、選手がふくらはぎの痛みを私に訴えてきた。本人は、さほど大したことではないように簡単に言ってきたが、触ってみるとかなりの炎症が起こっており、今日のダービーに間に合うか微妙な感じがしたからだ。 単なる打撲なら時間が解決してくれるであろうし、確実に良くなっていく。そして、肉離れなら今日の試合どころか数試合出場できないので そんなに心配する必要もない。時間的な余裕がある。 筋の緊張と炎症だけだから、5日間(実質的には、前日の練習ができるかどうかであるから4日間)で、練習ができるようにしなければならない。たかが筋の緊張だが、されど筋の緊張だ。その原因を解決しないと仮に良くなったように見えても再発するだろう。 ということで、今回のこの仕事は、最近にない緊張感に包まれている。

ドクターは、水曜日の時点で試合に出れるのかどうかと私に強く聞いてきたが、そんなこと分かるはずがない。分かれば、こんなところにいないで、もっと給料の良いところに行っている。
ただ、「昨日より良くなっている。」としか答えようがなかった。 しかし、ドクターの立場を察すれば、監督に対して出場の有無を早めに伝えなければならないのだから、ドクターに対するプレッシャーも察することができるのでしょうがないことだ。

同僚達は、自分が担当していないので高みの見物である。
いつものように親友であるモロージと相談し、ドクターに鍼を打つ許可を得るべきかどうかを相談したが、もし、試合に出れなかったら、すべてお前の責任になるぞ。と言われたが、結局、時間が無いので、最良の手段を選ぼうと考え、鍼治療を中心に、KINESIOテープ等を合わせて行う事にした。そして、ドクターに鍼を使う事を提案したが、ドクターもあらゆる手段を使ってでも良いと思う事をして良いという答えを簡単に得て、治療にのぞんだ。

まずは、炎症をとるためのに全力を尽くし、その後、硬結部をほぐす事に集中した。 幸いの事に、昨日の練習をこなせたし、昨晩…

「目指せ 国立!」高校サッカー選手権

今日、朝、起きて 日本のTVチャンネルをつけたら 高校サッカー選手権の決勝戦をやっていました。試合は、後半の20分でしたが、それから試合終了まで子供とハラハラ、ドキドキと感動しながら観させてもらいました。
なんと15年ぶりの高校サッカー選手権の観戦でした。昔は、何の違和感もなく高校生の青春サッカーを観ていて感動してましたし、昔の自分達の青春時代が蘇ってきたりもしましたが、今回の四日市工業と市船の試合も劇的な感動を呼ぶ試合展開で、一緒に観ていた子供も何らかの感動を憶えたようでした。
そこらの感動ドラマよりもよっぽど素晴らしいドラマだったように感じたのは、私達だけではなかったように思います。

ところで、この「高校サッカー選手権」というのは、単に「ユースカテゴリーにおけるサッカー」というより、独立したある特殊なスポーツであるのような感じがしました。
サッカーは、その民族によって表現方法が違い、その文化が現れます。
南米のサッカーとヨーロッパのサッカーとでは、同じスポーツには思えない程の違いがあり、また、同じ南米でもブラジルとアルゼンチンでは、戦い方も違います。
この「高校サッカー選手権」というサッカーもまた、ブラジルサッカー、アルゼンチンサッカーのように独特な雰囲気を持っているサッカーであると強く感じました。 そこには、選手それぞれが、「その状況で何が必要であるか」、「どうすれば試合に勝てるのか」、「そのために今どうすべきか」というサッカーの試合に臨む根本的な個人のアイデアなどが感じられず、「青春に悔いなし」で身体を張って無我夢中でがんばる。それが美しいと人々の感動を呼ぶのです。
例え、残り時間が、あと1分で、1点リードしていても、ボール回しなどをして時間を稼いだりは、絶対しない。もし、しようものなら、非紳士的なプレーで レッドカードでも受けてしまうかのようなそんなプレーばかりでしたね。
18歳前後の青年が、純粋に攻めて攻めて攻めまくる。残り時間がロスタイムであろうとも、自分達がリードしていようが、負けていようが、いつも一生懸命に同じことする。そこには、アイデアの欠片もない。ただ、ただ前進するのみだ。それが攻撃だ それがサッカーだ。 そして、それが、観ている者にとっては、大変美しく見え、結果の勝ち負け以上に美しく、そして、力一杯に戦って勝敗がきまる美しさが、また感動を…

些細なこと!

イタリア語では、いくつか発音に規則があります。
磯部(ISOBE)をこちらでは、イゾベと発音します。「S」の前に母音がある場合は、その「S」は濁ることになります。例えば、ESAME(試験)は、エッザーメと読み、そして 「S」を濁らずに発音するときには、「SS」とつづることになります。従って、ミランのコーチである「TASSOTI」コーチは、タソッティと呼ぶことになります。

以前、友人の磯部君が最初にミラノに来た時、宿泊先のホテルに 磯部「ISOBE」をお願いします。というと「イソッベ」はいませんが、「イゾベ」はいますというのです。そこで、その人は日本人ですかと聞くと、そうだと答えが帰ってきましたので そのイゾベをお願いしますと、言ったことがあります。


もう一つの規則に「H」を発音しません。私の奥様は、「HIROMI」ですが、「イロミ」という事になります。
前者のような「S」の発音ではそんなに問題は起こらないのですが、「H」を発音しないとなると、頻繁に友人とのやり取りで食い違いがおこります。
先日も、日本人ライダーの 「アガ」を知っているかといきなり聞かれ、誰だそれは!と私が聞き返すと、お前何も知らないな!イタリアでは有名な日本人だぞ!というのです。
私は、アガという漢字をイメージしましたが、漢字が浮かびません。結局、よくよく考えてみると、HAGAでした。
私には、「アガ」という発音から「芳賀」という漢字が連想できませんでした。とっさにアガを知っているかと言われて、頭の回転が速い人は、すぐに分かるのでしょうが、どうも私の頭はそういかないようです。

こんなこと どうでも良いことなのですが!


2012

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明けましておめでとうございます。

今年もドバイの合宿で新年を迎えました。
作晩のパーティーでも 特大パネット―ネが出てきましたが、とっても美味しかったです。

シーズンも後半戦に入ります。あと半分!