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教わるより考えて!

最近、プロにおいてもアマにおいても指導法に問題が提起されていて、暴力で指導したりするが、そこには、歴史がある。
そのスポーツにおける歴史、そのクラブにおける歴史、指導者自身にも歴史があり、さまざまだ。

自分が生きてきた歴史を振り返りながら指導をしている指導者が 一般的だ。
そして、ちょっと賢い人は、そこで 学習し、自分の歴史観に学習したものをプラスする。
しかし、これでは、大したことはない。
大切なことは、これに自分の観察力を加えることだ。

つまり、自分が生きてきた歴史感に、学んだ知識を加え、そして、何をすべきか思考する。この思考が無い人は、薄っぺらい指導者、知識はあっても知恵がない指導者になってしまう。

海外の有名クラブで指導法を学ぼうが、どこで学ぼうがそれは大切ではない。

指導者自身が、今、チーム、また、各個人に何が必要であり、何をすべきか考えることだ。

私は、そう思っているが それが正しいならば、イタリアでは、こうやっているとか、ドイツの指導者はこう言っているとか、日本人はここがダメだ。というような言葉は、出てこないはずだ。
インターネットや、留学等で海外がどんどん近くなっていて 知識を得るのは簡単になったが、「指導者自身が考える」ということを 重要視しなければ、良い指導者にはなれないのだろう。






大一番

ブログを更新し始めたが、いつまで続くかな。

先日は、長靴をはいた栗鼠さんにブログをご紹介頂き、訪問者がたくさんあったが、これを維持するためには、頻繁な更新が必要なんだろう。

ところで、今年の大一番がやってきた。
明後日は、チャンピオンズリーグのベスト16で Milan VS Barcellona 今年の最も重要な試合だ。
今日の練習から、戦術練習は、Barcellonaに対する戦い方、相手の特徴をビデオで説明、そして、グランづでは、監督の指示に従い、フォーメーションの練習をし、最後を ミニゲームで終わった。
さすがチームの雰囲気がちょっと違ってきた。これは 良いことだ。

このチームに長年在籍しているから自然に感じる事かもしれない。
しかし、今年のチームは、かなり若返ったから この大一番の試合の経験者が少ない。
経験が無いからできること、経験しているからできることがあると思うから、要は、選手それぞれの物の捉え方次第ということになる。
当たり前か!


もし、この若い選手たちが、大物になる要素を持っているならば、彼ら自身が、経験が無いからこそ、やれることを発揮するだろうし、その辺の選手なら経験がないからできなかった、とか、相手に呑まれたという結果になるのだろう。

思い出せば、ガツ―ゾ、シードルフ、ピルロ、シェーバなど あの当時の選手には、若い時からその要素を充分に持っていたのだと 今考えると強く感じられる。


ニヤング、シャラウリ、デシッリョは、どうかな?


コロンビア選手が面白い

私と親しい選手の一人に MARIO YEPESがいます。
コロンビア代表のセンターバック。何といっても37歳で現役バリバリです。昨年のアメリカ遠征の際の休日も、何もしようとしない私を無理やり誘い、日本食に連れて行ってくれたり、なかなか面倒見が良い選手です。

先日、彼の誕生日に呼ばれましたが、彼の奥さんが計画したサプライズ誕生会でした。

ACミランからは、同国代表のザパタ選手が、インテルからは、グアリンという選手、そして、昨年度で現役を引退し、チームマネージャーとなったコルドバ。そして、マリオと仲良しのカッサーノ等が来ていました。
会話は、スペイン語ですので全く分かりませんでしたが、とても楽しい会であり、マリオの人柄がこの人たちを集めたものと思います

ところで 最近、イタリアでは、コロンビア選手が活躍しているような感じがするので インターネットで調べてみたら、もう昨年の10月に 長靴をはいた栗鼠さんが、ブログで書いていました。
これを見てくれれば、良く分かります。
ちょっと 気がつくのが遅い感はありますが、先日、マリオの話では、コロンビア選手がイタリアで活躍したいのなら、まず、アルゼンチンで活躍し、それから イタリアにスカウトされるのが、通常のようでした。現に、マリオもアルゼンチン、フランス、そして、イタリアという経歴です。

もっと興味をもった話では、マリオに相談に来た選手の親がいて、この息子をイタリアで勝負させたいから、若いうちからアルゼンチンに行かせようと思うがいかがだろうか。と聞かれたそうです。
マリオの答えは、そんなことしたら、高くなりすぎてイタリアのクラブは買えないよ。コロンビアでもう少し頑張って、直接、イタリアに来る方が近道だから 余分なことはしないほうが良いと答えたそうです。

最近では、各国へのブラジル選手の供給は、ブラジルの経済の発展からしてとても難しいということのようです。
そして、その周辺国には、まだまだダイヤモンドの原石がたくさんあるということが充分に感じられます。

そして、私が感じているように まだ発掘されていない選手の供給国であるコロンビアと同じように、ドイツは、日本という国から素晴らしい選手を発掘し、香川選手をはじめ、世界に通用する選手を作りあげています。

そこで、Jクラブもそろそろ代理人にばかり頼らないで、自分たちの伝手で選手を発掘す…

試合後

ブログを再開しようと思いながらも帰宅後、ワインを飲んで就寝となってしまう毎日が続いていた。
ところが、先日より、お酒を少し絶っている。

私のアレルギー体質は、2月から咳で始まり、その後、春の花粉症につながる。長い3カ月である。例年のこのアレルギー症状のきっかけが、寝不足とお酒である。
そこで、今回は、この時期のアレルギー症状の発症期間をどれだけ短期間に抑える事ができるか試すため、できるだけ、心身ともに負担をかけない方法を試みようと思っている。

1)朝のタワシ乾布摩擦を欠かさない。
2)クラブハウスでの交代浴
3)湿性サウナでの美木良介氏のロングブレス
4)できる限りの禁酒
5)早寝早起き

以上を実施している。
今のところ 上手くいっている。しかし、風の強い日の後は、抗ヒスタミン剤を必要とした日があったが、また、落ち着いた日が戻ってきている。
まあ、これらのことは健康に良いから これからもずっと続けようと思っているがどうだろうか。

以上の理由から、ブログを書けるということにつながっている。

ところで、昨日は、カリアリ戦アウェーだった。帰りの飛行機で 面白い会話を耳にしたので 書きたいと思った。
私の後ろの席から次のような会話が始まった。

F(フランス人選手)が始まり、

「今度のバルサ戦だけど、俺が思うに戦術的にこうしたほうが良いと思うけど」
それに対して、間髪を挟まず、

R(ブラジル人選手)の発言
「お前は、甘いな!もし、お前がマイクタイソンと喧嘩するするとしたら、そんなことできると思うのか?その前に完璧に死んでるよ!」

そこに J(スペイン人選手)が
「その通りだと思う。でも 昨年のバルサとは違うよ。今年は! もし、次のようなコンセプトでこのようにやったら、もしかしたらやれるんじゃないかな!」

と真剣な話になっていった。

普段、冗談しか言わないR選手も面白い例えを加えながら 真剣に自分の意見を言っていた。
それぞれの選手には、それなりの解決策(対決方法)がある。それをまとめて、チームの方針を決定しなければならない監督は、とても重要だ。

選手の個々の能力だけで、結果が出ないところに 団体競技、サッカーのおもしろさがある。
通常、7対3の割で負ける試合をひっくり返せる面白さがサッカーだ。もしかしたら、8対2でもそうかもしれない。
選手の能力の比較だけでは、結果が出な…

トレーナー研修会

ご無沙汰しております。

あっという間に2ヶ月が過ぎてしまいました。こちらのマーケットも昨日で終了し、マンチェスターシティーからマリオ選手が加入しました。
チームも徐々に調子が上がってきており、チームもまとまってきた感があります。
このままうまくいってくれれば良いのですが、そう簡単ではないのでしょう。
ただ、この時期に怪我人が少ないことは、何よりも良いことと思います。

ところで、前回のブログで紹介しましたトレーナー研修会の企画ですが、有難いことに定員を超える応募とたくさんの方々からの問い合わせを頂きました。
皆さん、ありがとうございました。

そんな中、ACミランの企画した研修会であると勘違いしている方が多いようでした。遠藤が企画するのと ACミランがするのでは、価値が違いすぎます。
ACミランが、このような企画をすることは、たぶん無いでしょうが、もし、するのであれば、3倍の価格になってしまうと思います。
今回の研修会が成功しましたら、次回、いつになるか分かりませんが、できるだけ早く実施したいと思います。

同僚達もとても協力的で、練習場の見学、そして、Milan Labおける案内の許可、加えてフィジカルコーチの同僚が、施設を案内してくれることになり、今のところ企画当初よりも充実した研修会ができそうです。また、研修会も少人数ですので、一方的に話を聴くのではなく、ディスカッションができるように時間を充分に取りました。

ただ、誤算だったのは、企画時には、1ユーロが100円でしたが、今日は127円です。こうなると当初の計画とかなり違ってきます。
日本を代表する企業は、1円の円高、円安で収益に数億円の違いが出ると言われていますし、そのためのヘッジをしっかりしているようです。
私たちには、あと1ヶ月半もありますから 1ユーロ135円を想定しなければならないのでしょうか。ということは、現金に両替するには、1ユーロ140円位になってしまうということです。
例えば、50ユーロの試合観戦チケットも当初は、5500円で考えていましたが、7000円ということになります。
とにかく、成功することが重要ですから。