感じ方


最近、米国のアスレティックトレーナーの資格をはじめ、海外で資格を取る優秀な方が多くなり、わざわざ、海外に行って話を聞かなくても、日本人の海外で育った治療家を招いて話を聞けるので、とてもありがたいことですね。

そして、YOUTUBEを利用すると、自分が知りたいことを検索にかければ、昔では考えられない程の情報を手に入れることができます。

私のミランでの存在感は、何だろうか!

と考えると、同僚とは、違った治療をすることと言えるでしょう。
つまり、私の治療にはエビデンスが無いが、なんとなく選手が、違いを感じるという事だと思います。

私は、15年もここに居住しているのに、こちらイタリアでの資格も、何も持っていません。
つまり、無資格で仕事をしていることになります。
無資格なのにここに15年も居れるのには、それなりの理由があるからでしょう。


それは、東洋医学の力と言えるとおもいます。私にとっての東洋医学は、資格をとるためだけの勉強だったのですが、今は違います。


「海外でトレーナーとして働くには、どうすれば良いですか」
と学生さんに質問されますが、

「それでは、西洋医学だけでなく、東洋医学を勉強したらどうでしょうか。」
と答えます。

海外に学生として 留学し、現地で資格を得た方には分からないでしょうが、鍼灸の考え方、バランスを考えた治療は、海外の治療家の数段上を行っているように思います。

私のような勉強もしていない東洋医学マッサージ師でさえ、ここACミランで働いているのですから、日本でこれを職業としている方が、海外に行ったら、かなりの評価を受けると思います。

海外で勉強してきた人は、資格を取らないまでも、自分のテクニックに東洋医学を加えたら、鬼に金棒となること間違いなしだと思うのですが。


しかし、EVIDENCEの世界で生きている方には、無理かもしれませんね。

イタリアの事しかわからない私ですが、今はそう思っています。

私は、来シーズンの契約を更新せず、日本に帰ってもう一度、1から勉強しようと思っています。

今日は、VERONAに来ています。明日は、絶対に負けれない試合ですが、



コメント

  1. 確かに鍼灸の考え方はかなりレベルが高いですが、理解したり使いこなすにはなかなか努力が要りますよね。それを使いこなしている遠藤さんはすごいですね〜

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