終了

3月から再契約をミランとし、今シーズンが終了した。今日、帰国する。
一昨日のコッパイタリアの決勝は、負けたものの久しぶりにいい試合内容だったように思う。しかし、負けは負けである。

毎試合あれくらい走ることができれば、自分たちのサッカーもできるように思う。
特に、後半になってプレーが雑になったり、集中力がきれたりする等は、すべて持久力の開発がされていないからではないだろうか。
ホンダ選手があれだけ後半もプレーの精度が落ちないのは、なぜなのかミランのスタッフは考えるべきなのだが、どうもそうならない。

私の説得力がないのかもしれないが、フィジカルを専門とすればするスタッフほどパワーとかアジリティーとかしか考えていない。
サッカーのフィジカルは、エアロビックというベースが大切だと思うが。

最近は、GPS等を使って選手のコンディションを常に把握できる。しかし、ベースをきちんと捉えていなければ、砂上の楼閣である。

サッカーという競技を上達させるには、サッカー現場のスタッフとサッカーと全く関係ない何かのスペシャリストの調和が重要であり、科学的な根拠も中途半端なスタッフが発展を止めているのではないかと思う。

まあ 私がその中途半端の代表のようなものだけれど、今後は、現場のスタッフと研究者との間をうまくコーディネートしていく仕事をしたい。

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